2007年08月

5 IDE通信の合格率

本試験のチラシ配りを手伝った時に、IDEの職員の人と色々な話ができた。
その中で、合格率の話があった。
私の方から質問したのだが、IDE通信講座の合格率は一体どのくらいなのだろうか?

なんと4人に1人合格するらしい。
合格率8%の試験で、IDEは25%。

予備校の情報収集能力というものは恐ろしい。
 

5 期間工こそ労働組合を作るべきではないだろうか?

本年度の経済財政白書では、正社員と非正社員の賃金格差拡大を指摘している。
今や労働者の3分の1は非正規雇用。

先に触れた「格差社会ニッポンで働くということ」(熊沢誠著)でも取り上げられているように、際限ない労働条件の切り下げを防ぐには、労働者側が団結するのが一番効果的だ。

だが、現在の日本の労働組合は当然、正社員の既得権保護の方向へ向かいがち。
実際、期間工が労働組合に入っているという話は聞いたことがなかった。

非正規雇用の労働者が団結しにくいのは、既存の労働組合が入れてくれないことだけが理由ではない。
日本では企業内労働組合が大多数を占め、職業別、もしくは産業別の企業横断的な労働組合が育ってこなかったせいもある。
いくつもの企業を渡り歩く非正社員にとっては、ヨーロッパのように企業横断的な労働組合がどうしても必要だ。

想像してみよう。例えば自動車産業の期間工全体で労働組合を作ってみたらどうなるか? これらの期間工がストを武器に交渉すれば、同一労働同一賃金とはほど遠い、現在の期間工の労働条件を劇的に改善できる可能性は十分あるのではないだろうか?

ところで正社員の皆さんは、そんなことをされたら自分たちの既得権はどうなるんだ?と思うかもしれない。
実は、非正社員の賃金と正社員の賃金の格差が広がれば広がるほど、企業は非正社員の比率を引き上げにかかるはずなので、正社員がリストラされる危険も増えるはず。
逆に言えば、期間工が労働組合を作って待遇改善を成し遂げると、正社員の忠誠心を犠牲にしてまでリストラするメリットもなくなるはずだ。

ネットカフェ難民の皆さんも、インターネットだけは使える環境なのだから、最初はサークル感覚でコミュニティを作って、徐々に本格的な労働組合に育てていくこともできるのではないだろうか? ネットで育った巨大な労働組合が、大手自動車会社をギャフンと言わせる日が来るとしたら、なかなか痛快だ!
 

5 2007年度社会保険労務士試験 本試験当日

2007/08/26
本試験を受験された皆さん、本当にお疲れ様でした。
私にとってもこの日はいろいろな思い出の詰まった記念日です。
今日は、去年運良く合格させてもらったご恩返しのつもりで、IDE社労士塾の直前予想問題&解答速報配りに参加してきました。

IDEの担当者さんからお聞きした話ですが、すでに開業している社労士の方で、今でも毎年本試験を受け続けている人がいるそうです。受験料9000円を負担して、実際に本試験日に会場まで足を運んで受けておられるそうです。自分自身の知識の確認と、受験して合格できたからこそ今の自分があるという原点を忘れないためだそうです。

確かに本試験の独特の雰囲気は、自分を原点に立ち返らせてくれます。
あのときの、必死だった自分が蘇ってくるのです。
社労士になるんだと自分に誓って、コツコツと勉強していた頃の自分。
果たして今の自分の生き方が、正しいのかどうか? 過去の自分がどう思うのか?
そういったことを確認できる日だと思います。

苦労は人を裏切らないというのが多くの人の経験則でしょう。
良い結果が出なかった人も、今この時の苦労が自分に返ってくる日がいずれ来るはずです。
カンカン照りの猛暑でしたが、心も熱くなる一日でした。 

IDE塾の教材で学習スタート

10月。
2社目の期間工の仕事が始まると同時にIDEから教材が届き始めた。

私の場合はカセットなしのコースだったので、
・テキスト
・条文順過去問題集
・板書マスター
・理解度チェック問題
・書式事例集
・添削問題
・会報(ideaじゃあなる)
が、主な内容。

テキストや条文順過去問題集は労働基準法から順に届く。
年内に安衛、労災、雇用、徴収法くらいまで届いたと思う。

その後、健保、国年、厚年。
社一や労一が届くのは4月か5月頃だ。

この年は特に労一の法改正が多かったらしく、テキスト配布が遅延したことに対するおわび状が同封されていた。

実際に教材を手に取ってみて、真島の基本書との違いが一目で分かった。
テキストは完全にモノクロ印刷。文字の大きさもほとんど統一されていて、ある意味、単純なつくりだ。レイアウトの面白みはまったくない。
でも、実際に学習するにはとても使いやすかった。
まず、当たり前だが、誤植がない。
これは去年の学習でも条文順過去問題集を使っていたのである程度予測していたが、ほとんど完璧だった。
そして、余白がタップリある。これは自分なりの理解や暗記法を書き込むのにとても便利。

後から聞いた話だが、IDE塾のテキストは、非常に細かい内容まで載っていて、分量が多いことで有名らしいが、私が読んだ限り、無駄な記述はなく、大事なポイントが省略なしで書かれているため、実に理解がしやすかった。

私の勉強法は、まずテキストを1章分読む。次にその分の内容について、理解度チェック問題を解く。そして分からなかったり間違えたりしたところをもう一度熟読し、板書マスターなどを調べる。それでも理解できなければ電話で質問する。

そしてそれらが一通り終わると、今度は本格的にアウトプット学習をする。
これには、インターネットで手に入れた去年の答案練習ゼミの問題を使用した。
答案練習ゼミの教材の中身は以下の通り。
・選択式15問
・択一式15問
・1問1答30問
・添削問題
・各問題についての解説テープ

これらを一通り回すと、かなりの内容が身に付いた気になったものだ。
実際、添削問題の正解率は90%以上だったと思う。 

社労士試験、2年目の学習法

本試験が終わり、就職先も決まり、IDE社労士塾への入会手続きも済んで、9月は自信の無かった年金の学習に専念した。

択一式では厚生年金こそマグレで6点取れていたが、逆に難問の少なかった国民年金が3点というあたり、理解ができていない証拠である。

例えば、国民年金と厚生年金の「被保険者期間」の意味の違い。
厚生年金では被保険者期間が給付額に直結するのに比べて、国民年金では老齢でも障害でも遺族でも被保険者期間によって何かが決まるということがない。わずかに初診日とか死亡日の時点で被保険者であったかどうかが問題になるだけだ。
こういったことが頭の中でいったん整理された後と、そうなる前のゴチャゴチャの状態とでは、問題を解くときの視点も全然変わってくる。
厚生年金で取った6点は、確実に取った6点ではなく、今回たまたま6点取れたにすぎなかった。
それを実力で6点取れるようにするのがこの時期の学習だったと思う。

やったことは地味だった。
今回の本試験問題や、過去問を解いて、すべての肢について確実に正誤の判断ができるようになるまでテキストを調べたり、IDE塾に電話したり・・・。
少なくとも誤りの肢については、その理由がはっきりと分かることが大切。
5肢全てについてそれがはっきりと分かるまでしらみつぶしに調べた。

本試験で理解が及ばなかったことが悔しかった分、なぜそうなったのか、今後同じ轍を踏まないためにはどうすればいいのか、真剣に考えた。
おかげで、IDE塾の先生からは、そこまでは考えなくても試験には出ないから大丈夫ですよと何度も言われたものだ。

今から思うと、この時期の学習は本当に落ち着いて集中して取り組むことができ、実に力になったと思う。
もしこれが、合否スレスレの得点だったら、合格発表までは勉強に集中できなかったかもしれない。
また、本試験前に自分を徹底的に追い込んで、苦しい思いをして勉強してこなかったら、本試験後にこれほど意地にはならなかったかもしれない。
つくづく人間って、弱い生き物だと思う。
 

1 期間工2社目

本試験終了後、いとも簡単に再就職を決めてしまったわけだが、この会社が結構きつかった。

まず、勤務がきつい。いわゆる3直2交代勤務なのだ。

   月 火 水 木 金 土 日
A直 昼 昼 休 休 夜 夜 休
B直 夜 夜 夜 夜 休 休 休
C直 休 休 昼 昼 昼 昼 休

   月 火 水 木 金 土 日
A直 休 休 昼 昼 昼 昼 休
B直 昼 昼 休 休 夜 夜 休
C直 夜 夜 夜 夜 休 休 休

   月 火 水 木 金 土 日
A直 夜 夜 夜 夜 休 休 休
B直 休 休 昼 昼 昼 昼 休
C直 昼 昼 休 休 夜 夜 休

このように3つの班が昼勤と夜勤と休みを交代でまわしていく仕組みである。
この仕組みは何のためにあるかというと、土曜日を稼働させるのと、一日の所定労働時間を長くできるためにある。
実はこの勤務では、所定労働時間は9.5時間。従って、一週間に4日勤務でも周40時間以内に収まるというわけだ。一種の一年変形だと思う。
だから、週5日勤務と比べると、1か月の休みは3日ほど多くなる。
休みが増えた分、稼ぎは減るので、均衡手当が月に12000円出る。
そして残業は基本的に次の勤務者が出勤してくるまで。昼勤なら毎日21時まで。夜勤なら毎朝8時まで、必ず残業させられる。

正直、夜勤があるだけでもきついのだが、それがさらにこのような変則勤務になると、実に大変である。

そしてさらにこの会社では休日出勤が日常茶飯事だった。
前に期間工をしていた会社では、1年間勤めた間に休日出勤があったのは2日だけ。
でも、今度の会社は、毎月2〜3回、コンスタントに休出があった。
もちろん、手当はキッチリ付くので、1回の休出で約2万。見方によってはオイシイのかもしれないが、それが年中続くとなると、体の方が参ってしまう。

まあ、こればっかりはやってみないと分からないと思う。
私だって、最初に話を聞いた時には、休みが多くていいなあと思ったものだ。 

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