2007年09月

2年目の社労士受験勉強、常識科目の壁

IDEの教材で始めた2年目の学習のスタートは順調だったが、ところどころで壁にぶち当たったこともあった。
例えば、労働一般。
この年は労働一般での法改正がとても多く、IDEのテキスト配本では一番最後であった。しかも、全科目の中で一番分厚いテキストが届いた。

一般常識科目の学習はとても難しい。他の科目は、ひとつの法律でひとつの科目が構成されているため、トランプのピラミッドを作るように、ひとつひとつの細部を積み上げていくと、やがて大きな全体像が掴めるようになるのだが、常識科目ではそうはいかない。何十という法律がひとつの科目に詰め込まれており、ひとつひとつを緻密に学習していては、とても時間が足りなくなる。しかも択一式ではそれぞれ5問ずつしか出題されないので、ここにあまり時間を割いても得点はあまり伸びない。かといって手を抜くと、選択式では労一、社一それぞれが1科目となるため致命傷を負いかねない。

そういう状況の中で頼りになるのはやはり過去問だった。過去問で問われた論点だけを徹底的にやる。暗記の苦手な私だったが、こればっかりは最後には理解ではなく、憶えてしまっていた。

労働一般が1回転目の最後の科目となったが、それが終わったのは結局6月の末だった。
(つづく) 

5 アイチ士業ネットワークについて

アイチ士業ネットワークという異業種交流会をご存じだろうか?

私もつい最近、参加するようになったのだが、なかなか貴重なネットワークである。
同じ社労士仲間なら、通っていた開業塾の仲間や社労士会などで結構つながりは作れるのだが、他士業の人となるとなかなか接点が少ない。普通の異業種交流会でも、たまにお目に掛かることはあるが、ごく僅かである。

その点、アイチ士業ネットワークは(士業限定の)会員が300人もいて、弁護士、税理士、司法書士などと一緒に勉強会を開いたりしてお互いに有益なつながりを持つことができる。もちろん300人が一堂に会するのは、年に1度か2度だが、いろいろな会合に出ている内に自然と他士業のネットワークが出来ていくのが魅力である。士業オンリーの集まりで、これほどの規模のものは日本でもかなり珍しいのではないだろうか?

他の交流会と同じで、1度や2度参加したくらいでは営業効果はもちろんないが、継続的に参加することで貴重な情報が得られ、いざというときに相談できる他士業の知り合いができそうである。もちろんそうしたつながりから、互いに仕事を頼むような関係を構築することも(時間はかかるが)可能だし、何よりも会費が安い(年会費3千円!)ので、メリットの割に負担にならないのがありがたいところである。

ちなみに入っていきなり助成金の講演をさせてもらえることになった。
今後のセミナー営業の練習としてはもってこいの舞台だ。 

HP作製中

現在、開業に向けてHPを作製している。
私自身はWEBサイトを直接的な集客ツールとしては考えていない。
事務所のHPは単なる自己紹介ツールとして作っている。

例えば、異業種交流会で名刺交換したとしても、何十人もの名刺を一度に交換すると、さすがに一人一人を憶えてはいられないものだ。そういう時に、HPのURLを名刺に印刷しておくと、後から見てもらって自分の人となりを思い出してもらえたり、大して話ができなかった相手にも、詳しい情報を知ってもらえる。

また、名刺1枚で書き込める情報には限りがあるので、事務所に関する様々な情報にアクセスできるHPは、お客がいざ依頼しようと考えた時にとても有効な補助ツールになる。

とにかくネット上に情報をアップしておくことは、とても便利な仕組みなので、これを利用しない手はない。ただ、検索で上位表示を狙ったりして直接WEB経由で顧客獲得しようとするのは、ここまでWEBが一般化した現在、あまり費用対効果が良くないと思う。大手の社労士法人のような資金力もマンパワーもふんだんにある所なら話は別だが、私のような開業パターンでは、わざわざ手間とお金をかけてまでSEO対策に参戦しても勝算は薄い。

というわけで、最低限、見苦しくない程度に体裁を繕っておいて、極力お金の掛からない方法を選択することにした。少々広告が入ってしまうが、名刺の補助ツールならばこれで十分である。そのうち売り上げが上がってきたら、お金をかけてHPを作ってもいいが。

ちなみにこのブログは開業後も匿名を貫いて、書きたいことを自由に書くつもりなので、事務所のHPとリンクを張るつもりはない。 

5 異業種交流会で助成金の仕事の依頼!

期間工を退職してから、毎月2回ほど異業種交流会に参加してきた。
最初はそれがどういうところかも分からない状態からスタートした。
とりあえずインターネットで探してみて、片っ端から参加してみた。
初めて行ったときは緊張したなあ〜(詠嘆)

色々な業界の営業マンと会って話をしたり、提案スキームのチラシを渡してネタとして使ってもらったり、自分で作った小冊子を配ったりしてみた。
まあ、半年くらいは結果なんて期待できないと思っていたら、そうでもなかった。

この異業種交流会に参加するのは、先月で3回目。
ちょうど助成金のチラシを作ったところだったし、異業種交流会で知り合った人たちと話してみても、助成金の話が抜群に反応が良かったので、自己紹介の時にチラっと助成金のことに触れたところ、交流会終了後に主催者からメールが届いた。
「○○様にお引き合わせしたい方が・・・」
なんと交流会の時に名刺交換できなかった方からのコンタクト希望だ。

そしてさらに一週間後、また主催者からのメール。
「○○様にお引き合わせしたい方が・・・」

そして今日、そのうちの一人とお会いして、1件のお仕事を頂くことができた。

3ヶ月かかって、スポットの仕事がやっと1件。
決して効率がいいとは言えないが、初めて自分で営業して取った仕事だ。
お金の問題ではない。何よりも社労士として仕事をさせてもらえるのが嬉しい。
たったひとつの結果が、かけがえのない自信をくれる。

がんばるぞぉぉぉっ!! 

ヤマト運輸に「サービス残業」是正勧告

2007年09月23日宅配便大手「ヤマト運輸」が集配業務をするドライバーにサービス残業をさせていたとして、大阪南労働基準監督署から労働基準法違反(賃金未払い)で是正勧告を受けていたことがわかった。同社は勧告内容を認めており、「未払い賃金は支払う」としている。

 ヤマト運輸によると、ドライバーの労働時間は、商品の配達状況などを記録する携帯端末「ポータブルポス(PP)」で管理。ドライバーがPPの電源を入れた時を「出勤」とし、電源を切った段階で「退勤」としている。

 同監督署が今年7月、大阪市内の集配センター2カ所に立ち入り調査した際、従業員計約40人のうち一部のドライバーのPP記録が、給与計算に使う「勤怠記録」の労働時間より長かったことが判明。従業員らに事情を聴いた結果、電源を入れる前や切った後に作業をしていたこともあるという。

 同監督署は同月、同社関西支社(大阪市)に対し、集配センター2カ所の従業員について未払い賃金の支払いと管理体制を是正する改善報告書を10月末までに提出するよう勧告した。

 ヤマト運輸広報課は「一部の集配所でタイムスケジュール通りに勤務をしなかったのが原因で、会社として指示していない。未払い額は調査中」としている。
(以上、asahi.comより)


ヤマト運輸がどういう体質の会社かは知らないが、あそこまで大手になると社員が勝手にサービス残業をしたという言い訳は通用しない。
現代の大手企業に求められているのは、「サービス残業を会社が強要しない」というレベルではなく、「社員が勝手にサービス残業をすることをも企業側が取り締まる」というレベルの労務管理だ。

平成13年の厚生労働省の通達【労働時間適性把握基準】によれば、
・管理監督者やみなし労働時間制が適用される労働者を除くすべての者について、
・使用者は労働時間を適性に把握する役務を有している、
とされており、労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置についても
・使用者が自ら現認したり、
・タイムカード等の客観的な記録により確認したり、
しなくてはならないとされている。また、労働時間の管理の方法として自己申告制も法的に認められてはいるが、
・自己申告制の導入前に十分な説明を行うこと
・自己申告が正しいものであるかどうかを実態調査すること
などが義務づけられている。

今回の「ポータブルポス」による記録管理の方法は、限りなく自己申告制に近いものであり、従業員が「電源を入れる前や切った後に作業をしていたこともある」と証言していることからも、会社側の説明不足、管理不行届きは免れない。

会社側としては、社員が勝手にサービス残業したことまで会社のせいにされてはたまらない、というのが本音だと思うが、日本の労働基準法の考え方は今や「サービス残業を強要しない」というレベルではなく、「サービス残業をさせないように会社が管理する」というレベルを求めている。

労働基準法は労働者を守ることを目的とした法律なので、「強要しない」のレベルで十分ではないかという意見もあるが、労働者全体の立場から考えてみたとき、どちらのレベルがより労働者保護に厚いと言えるだろうか?
日本人特有の性質からして、自主的なサービス残業を会社側が放置すれば、必ずサービス残業を美徳とする風潮が社内に生まれる。いわゆる「みんながやっていることだから・・・」という感覚だ。そうした風潮が過労死やメンタルヘルス不全を引き起こすことが近年徐々に明らかになっていった結果、先のような通達が出されてサービス残業を黙認する会社を当局がビシバシ指導するようになったわけだ。

おそらく未だに「強要しない」のレベルで許されると勘違いしている方は多いと思うが、監督署の側は明らかに方針を変えてきているので、どうか同じ轍を踏んで社名にドロを塗ることのないように気をつけたいところだ。 

5 子供を連れて動物園へ

これは社労士とは関係ない記事なので、興味のない方は飛ばしてください。

今日は訳あって、独りで子供たちを連れて動物園に行ってきた。
ひとりで3歳と5歳の子供を初めて行く動物園に連れて行くのは、どうなることかと不安だったが、心配したほどのことはなく、大きな事故もなく帰ってくることができた。

一番最初の記事で書いたことだが、5歳の長男は多動性障害とハッキリ診断されているほどのスーパー元気幼児だ。勝手に走り回るので、迷子になるのが一番怖かったが、人間というものは上手くできているもので、メチャクチャに走り回っているように見えて実はある程度以上は離れないで戻ってくる。良く慣れた犬を放し飼いにしているようなもので、ある程度自由に走り回らせておくけれど、本当に迷子になるほど遠くへは行かないで、呼べば戻ってくる。

常に大声で呼んだり指示したりしなくてはならないので、人前ではちょっと恥ずかしいけれど、昔に比べれば楽になったと思う。3歳頃までは、外出先ではずっと手をつないだり、押さえつけておらねばならず、夫婦共々フラフラになってしまっていた。

長男が落ち着いたとまでは言えなくとも、危険行動や問題行動(余所の子をいじめたり、店の商品を勝手に開けてしまったり)が減ってきたのは、いろいろな要因があるとは思うが、ひとつには保育園に行き始めたことがあると思う。

家庭でももちろん、しつけはしようとはしているが、それと並行して保育園で保育士の先生から指導を受けたり、子供同士の集団の中での体験から学んできたことが、多動児にも最低限のルールを身に付けさせてくれつつあるのだと思う。

自分で歯磨きをしたり、自分でおしりを拭いたりといったことができるようになってくれることが、親の負担をとても軽くしてくれる。最近はそういうことを感じる機会が増えてきた。

多動児ということで、子供への接し方には苦労もしたし、神経も使ってきた。そういう中で、叱ることの限界も早期に思い知らされたし、たとえ対子供であっても、しつけや指導には信頼関係が不可欠なことも分かってきた。

おかげで、いつもガチャガチャ動き回っていても、少しずつ悪さが減ってきた。人間としての感受性の部分は、むしろ多動な分、豊かな気がするので、根気よく教え込んで本人が納得しさえすれば、むしろ真面目にルールを守ってくれる。人を見て裏で怠けるような狡さがないところが、自慢できるところだろうか?

子供が成長するのは、やはりうれしいものだ。 

にほんブログ村 士業ブログ 社会保険労務士(社労士)へ にほんブログ村 資格ブログ 独立準備へ
過去の回想を順に読む場合はこちらから(各項目の記事の最後に「次のページへ」というリンクがあります)
最新記事
Google
Archives
楽天市場
にほんブログ村 士業ブログ 社会保険労務士(社労士)へ
楽天市場
楽天ブックスで探す
楽天ブックス
にほんブログ村 士業ブログへ
オートリンク
Links