2008年01月11日

滝に打たれて

JCの例会で、三重県の椿大社に行って滝に打たれてきた。

往復のバスの中では、中山靖雄先生の講演をビデオ視聴する。なかなかいい話。

1時間ほどで神社に到着すると、一番に誓約書を書かされる。
「私は自己責任で滝行を行い、万が一、心臓麻痺などの被害が生じた場合でも、決して椿大社に対し、損害賠償請求致しません」

その後、すぐに神主さんから滝行の由来、効果などのお話を聞き、作法を教わる。
それが終わると、褌一丁に着替え、呪文を唱えながら準備体操のようなことをやる。
禊の行というけれど、想像以上の寒さ、冷たさ。まるで氷の上に立っているかのように足が冷たく、痛い。

メンバーが順番に並んで滝に打たれてゆく。
必死のかけ声が水の冷たさを物語っている。
「六根清浄、六根清浄、六根清浄、六根清浄・・・」
心がくじけたら余計に辛くなるのが分かっている。
真冬の滝は、水温が1〜2度だ。
ついに私の番がきた。
こういう状況になると人間はゴチャゴチャ考えていられなくなる。
理屈も何もなく、ただ生きることに必死になる。
でも、それが大事なんだということが、分かるようになるんだな。これをやると。
終わった後は、真っさらの心だけが残る。

滝行を終えて、歯をガチガチ言わせながら、ワイシャツに腕を通した時の暖かいこと!
服を脱ぐ時にはあんなに寒いと思っていたのに、ものの見方を変えるとはこのことか。
今時、流行らないことかもしれないが、やって後悔する人間は不思議と居ないものらしい。実際にやって初めて分かる価値。

ちなみにこれまで心臓麻痺で死んだ人はひとりもいないらしい。

kimmasa1970 at 20:26コメント(0)トラックバック(0)社労士 開業 | 日々のできごと 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
過去の回想を順に読む場合はこちらから(各項目の記事の最後に「次のページへ」というリンクがあります)
記事検索
Google
にほんブログ村 士業ブログ 社会保険労務士(社労士)へ
楽天市場
楽天ブックスで探す
楽天ブックス
にほんブログ村 士業ブログへ
当サイトでは、第三者配信による広告サービスを利用しています。このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報 (氏名、住所、メール アドレス、電話番号は含まれません) を使用することがあります。このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法については、ここをクリックしてください。
検索
カスタム検索