2008年02月02日
マイクロソフトの時代も終わりつつある!
マイクロソフト、米ヤフーに買収提案・4兆7500億円、グーグル追撃
米マイクロソフト(MS)は、米ヤフーに買収を提案したと発表した。買収額は446億ドル(約4兆7500億円)。両社のネット事業の売上高を合計すると年間94億ドルに達し、グーグルの売り上げの6割程度に迫る。世界最大のソフトウエア会社であるMSとインターネットサービスの草分けであるヤフーの経営統合が実現すれば、ネットを中核とするIT(情報技術)業界の勢力図が大きく塗り替わる可能性が高い。
ヤフー買収は、MSのスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)がヤフー取締役会に書簡を送り提案した。MSは現金と株式を組み合わせてヤフー株1株を31ドルで取得する。この金額は前日のヤフー株の終値を62%上回る。
<日経2/2より>
日経新聞によれば、マイクロソフトはネットの世界では勢いを既に失った旧来型企業と評されており、仮に買収が実現したとしても、IT産業の盟主であるグーグルに対抗できるかどうかは分からないという。
マイクロソフトが独占的な地位を獲得しているOS、ワープロ、表計算、メールなどのソフトも、21世紀に入ってブロードバンドが普及しだすと、これらのソフトの機能を「ネット広告に付随するサービス」として無料で提供するサービスが出現。すでにその足下は揺らぎ始めている。
と、いうわけで、ろくなサポートもしてくれないマイクロソフトは早々に見限って、無料の汎用ソフトに移行するのもいいかもしれない。ただし、スパイウェアには要注意。仮にフリーソフトを使わなくても、ネットにつながったパソコンは、いつ空き巣に入られてもおかしくない部屋と同じ。大事なデータはハードディスクに入れっぱなしにしないで、フラッシュメモリなどで極力パソコンと切り離すこと。
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