2008年06月10日

秋葉原通り魔事件について

犯人は製造業に派遣されていた派遣社員(25歳)。
自動車の塗装工程で検査係をやっていたという。
来る日も来る日も単純作業。
掲示板には6日、こう書き込まれた。「人が足りないから来いと電話が来る 俺(おれ)が必要だから、じゃなくて、人が足りないから 誰が行くかよ」

代替可能な存在として扱われることの息苦しさが表れている。

私もかつては同じように工場で期間工として働いていた。
工場では、人の個性に価値を認めない。
私が工場で教えられたのは3Kという言葉だ。
「決められたことを、決められた通りに、きっちりやれ!」
「もっとこうした方が効率が良くなりますよ」
「お前がどう思うかなんか関係ない。やり方は会社が決める。お前のやり方でやりたければ、お前が工場を作れ」

私は幸い社労士になることができた(まだ経営が安定したわけではないが)が、犯人のように働かなくては生きていけないとしたら、それはやはり辛いと思う。
格差社会が問題になった時に、きっと今回のような事件が起こるに違いないと思ったものだ。

犯罪行為に対しては、法によって規制することは必要だが、人間が人間らしく生きられる世の中を作って行かなくては、本質的な問題解決にはならない。

労働時間や賃金の最低基準を作ることで、日本の法律は労働者保護を行ってきたが、これからの時代は(メンタルヘルス問題も含めて)労働者の心を保護する必要があるのではないだろうか?

kimmasa1970 at 14:17コメント(0)社労士 ニュース | 社労士 期間工 

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