2009年02月20日

未来工業視察ツアー

地元の商工会の企画で、岐阜県安八郡にある未来工業という会社の視察ツアーに参加した。
この会社は建築物の電気配線器具を作る会社で、特許や意匠に非常に力を入れており、社員全員から知恵を引き出すことを徹底して押し進める戦略をとっている。
また、社員のワークライフバランスを非常に重視しており、年間休日はなんと140日。一日の所定労働時間は7時間15分で、残業は禁止。成果主義もノルマも無し。
それでも、利益率は15%もあり、40歳モデル賃金が年収600万程度ある。
社員の創意工夫から生まれた、価値ある商品を高い価格で売り、かつ高いシェアを獲得する。

さて、ワークライフバランスを良くすれば、それがこの会社のように好業績にすぐに結びつくかというと、そう簡単な話ではない気がする。ただ、逆は真かもしれない。ワークライフバランスが悪い会社では、誰も創意工夫なんかする気は起こらない。
あと、仕事漬けの脳味噌では、独創的なアイデアなんか生まれないというのも、何となく分かる気がする。
会社の中は、とにかく徹底してひとつの思想で統一されている。
独創性を重んじるあまり、他社と同じ事は極力やらない。
会社の行事などは全て仏滅を選んで行う。
経費削減も徹底している。お金に換算するといくらになるかという次元ではなく、とにかく一切のムダは許さない。全ての蛍光灯には紐がぶら下がっており、明るくする必要のある部分だけを照らすようにできている。
常識や慣習を疑ってかかり、ゼロから自分の頭で考える。その思想を日々徹底してゆくことで生まれた何万件もの創意工夫のうちのほんの僅かな一部の商品が、大きな利益を会社にもたらしている。

これはひとつの仮説だが、人間はそれほど怠け者ではいられないのではないだろうか?
つまり、人に自由な時間を与えれば、そこから価値あるものを作り出そうとする力が自然に生まれるのではないだろうか?

人を高く買うか?安く買い叩くか?
人に関しては一概に安物買いが合理的とは言えない気がする。

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kimmasa1970 at 01:18日々のできごと | 社労士営業 
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