2011年04月28日

栗本薫の死

実は2年前に栗本薫が亡くなったことを最近知った。

中2の時の担任教師が私的学級文庫を作っており、暇なときにSF小説を読むきっかけとなった。 最初は眉村卓や星新一などを読んでいたが、徐々に重たいSFにも手を出すようになっていった。栗本薫は高校の図書館で魔界水滸伝とグインサーガを同時に読み始めた。それ以降、80巻くらいまでは読んだ記憶がある。 出版社にいた頃、Bプロと一緒に麻雀について対談しに行ったこともあった。栗本薫が学生の頃は、イカサマありの荒っぽい時代だったらしい。全自動卓が普及した今では想像もできないスリルとロマンがあったという。 2009年5月26日・没 享年56歳 女性の平均寿命が80歳を越える今、あまりにも早い死だ。 文才の塊のような人で、小説家を志したこともある私には信じられないような良質の、エンタテイメントを量産する作家だった。 今、世間ではキャンディーズのスーちゃんの死でもちきりだが、私には栗本薫の偉大な才能が逝ってしまったショックの方がずっと大きい。 振り返ってみると、この10年、ほとんど本を読んでいない。 読みたくないわけではない。読みたい本が実にたくさんある。 でも、読めないのだ。 ネットの普及した現代では、読書というのはとてつもなく贅沢な時間の使い方だ。 社労士というのは、つくづく時間の切り売り商売だと思う。 自分の知っている世代の人が徐々に死に始めた今、自分の残りの人生の時間をすべてお金で売ってしまっていいものかどうか迷う。 10代の頃のように、何も考えず夢中で読書がしてみたい。 あの頃、読書は新しい世界への扉だった。ブログパーツ

kimmasa1970 at 20:02コメント(0)何だろう?  

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