2015年06月20日

出版ブランディングセミナー

出版ブランディングの セミナーに参加した。
先生業は出版によってブランディングするのが効果的だと、いろいろな人から聞いていたので、自分の取り得る選択肢のひとつとして今後どうするか検討しようと思ったからだ。


私は過去に東京で某出版社で三年ほど雑誌の編集の仕事をしていたことがある。
単行本もたった一冊だが、編集して出したことがある。さらに、その出版社を退職後に、一冊だけフリーライターとして本を出したことがある(実名ではない)。

これらの経験から言って、出版によって士業がブランディングするというのが其れ程簡単でないことは薄々気づいていた。
出版のメリットは、
・本を読んだ人が自分を専門家として認知し、仕事を依頼してくること。
・本を顧客に配ることで、自分の価値が上がり、仕事の単価アップができること。
・印税が入ること。
・名刺に著書を入れることによって、自分の価値が上がること。
はっきり言って印税は微々たる額で、ベストセラーにでもならなければ100万を超えることはない。
また、本が書店に並ぶか、アマゾンなどで買われなければ、読まれることもない。

今回のセミナー講師は山田さんという編集プロダクションの社長?だが、その辺りのマーケティング分析は完璧だった。
だから、簡単に本を出そうなどと考えない方がいいこともちゃんと教えてくれた。

ただし、私が今回期待していたのは、そういう部分ではない。
まさに我々専門家が、出版ブランディングするために、どうやってコンテンツを作ればいいかの方法論なのだ。
本業の顧客が仕事を依頼したくなるようなコンテンツでなければ意味がないのは十分分かっている。
問題はその後だ。
自分にしか書けないような内容で、しかも本業の依頼に繋がるようなものといったら、暴露話しかない。
実際にこういうことがあって、私がこういうアドバイスをしたから、顧問先はトラブルを解決できたり、会費することができた、というような内容だ。
顧客との守秘義務を守りながらどこまで書けるか?

しかも実際には、出版して、本が書店に並ぶ期間は半年だという。
それだけの期間で果たしてどれだけ売れるだろうか?

だいたい、私などは毎月5冊くらいの本を買うが、ほぼ全てネットで買う。
書店なんか年に数えるほどしか行かない。

そうなると、本気でベストセラーになるくらいの本を書かなければ、意味がない。

一冊の本でブランディングできる期間が僅か半年だとすれば、毎年のように本を書かなければならない。
そんな暇がどこにあるというのだ?
しかも、出すだけでなく、メルマガやらアメブロやら、時間のかかることだらけだ。

さて、そのような難関だらけの出版ブランディングだが、この先生は68万円払えば無期限でサポートしてくれるらしい。

こんなの引っかかる奴いるんだろうか?

そもそも今回のセミナーに参加したのは、山田さんは怪しいコンサルタントとは違って信頼できる方だとの評判を聞いたからだったが、こんな商材売りつけようとする辺り、まさに出版業界ゴロの匂いがプンプンする。



kimmasa1970 at 20:53コメント(0) 

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