2016年06月17日

社労士事務所の採用について

社労士事務所の採用は難しい。

・規模が小さい事務所が多いこと。
・給与は決して高くないこと。
・事務処理能力は高度なものが求められること。

こうして並べてみると、かなり特殊なニーズであることが分かる。

士業は基本的に、資格を取った先生ひとりが開業し、ある程度売り上げが伸びてきた時点で人を雇う。

私も最初の1年くらいはひとりで何から何までやっていた。

事務所を借りたのが開業後半年くらいした頃で、その半年後くらいに最初のパートを雇った。

当時は景気が悪く、いきなり10通くらい応募が集まったのを覚えている。

面接をしたのはそのうちの半分くらい。

採用したのは近所に住んでいた人で、なかなか優秀な人だった。


今も事務員を募集し、面接を繰り返しているところだが、マッチングがなかなかうまくいかない。

割と景気がいいせいか、応募が来ない時は一カ月くらい音沙汰がない。特に4月とかは少ない。

応募が来て、こちらから採用通知を出しても、応募した側が断ってくるケースが案外多いのに驚いた。

はっきりと理由は言わないが、考えていることは大体わかる。

断る人間は応募の段階で迷っている人が多い。

自分でもこの仕事をやりたいのかやりたくないのかよく考えもせずに応募して、いざ採用と言われたら怖くなって断るパターン。

ひどいのになると、数日勤務した後で来なくなる奴もいる。

そういう人は絶対君主みたいな先生とふたりで働くのが嫌なタイプ。

確かに、そういう職場は嫌だという気持ちは分からないでもない。

自分以外に上司ひとりしかいない会社では、上司が言う事は絶対事項になってしまうだろう。白いものでも上司が黒と言えば黒みたいな。

確かに覚悟がいる職場だと思う。

だからといって誰もが務まらないような地獄かといえば、そうでもないと思う。

上司との信頼関係さえ築いてしまえばこっちのもののはずだ。実際、うちでも5年近く続いた人はそうだった。


あと、覚悟のない人間ほどすぐ人を裏切る。

例えば、他に一緒に働くパートがいる間は文句言わずに働くくせに、もう一人が辞めると後を追って辞める奴。

うちに限らず零細事務所ではよく聞くパターンだ。

こういう身勝手な人間だけは雇ってはいけないと思う。


職安で求人を出すとそういう玉石混交の応募者から選ばなくてはならない。

実に疲れる。

意思決定に潔さが無い人間と付き合うとロクなことがない。振り回されるだけ。

そういうタイプを見分ける方法がある。

携帯に電話した時の反応を見ればよい。

すぐに電話に出るか? もしくはすぐに折り返してくるか?

振り回されるとエネルギーをロスするので、大事な経営資源を失うことになる。

いくら有能でも、誠実さに欠ける人は零細企業は雇うべきではない。

kimmasa1970 at 19:38コメント(0) 

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