社労士 期間工

2007年07月26日

前述の本の受け売りだが、日本の経済政策と労働政策は基本的にアメリカのやり方を真似ている。これを本の中では「新自由主義」と紹介していた。
一方、EU諸国に代表される福祉国家を目指すやり方を「社会民主主義」というらしい。

1986年の時点で所得税の階層は15段階あり、その最高税率は70%だった。
1999年には4段階、最高税率37%となった。
http://www.tokyo-syahokyo.net/data/2005y/gazou/sh_panf251117-14.pdf
(参考データ)


このあたり、金持ちの税率は下げているけれど、所得300万円以下の階層の税率はほぼ10%であったので、なんとなく許されてしまった感があるが、実は高所得階層から減税した分の財源は、あの消費税から賄われている。

つまり、中曽根・レーガン〜小泉・ブッシュと続いてきた日米の蜜月時代は、庶民をワーキングプアに陥れ、金持ちからはあまり税を取らない世の中を日本にもたらしたというわけだ。まるで彼らが時代劇の悪代官みたいに見えてくるのは私だけではあるまい。

ところで、「新自由主義」の自由とは、自由競争のことを指している。
「勝ち組は大いに楽しめ! 負け組は奴隷になって飢え死にしても構わん!」
彼らはどうして自由競争させたがるのだろうか?
私の想像だが、彼らは国と国との競争に負けたくないんじゃないだろうか?
つまり自国の国民が不幸だろうが貧しかろうが、他国との戦争(経済的な勝ち負けも含む)に勝ちたいのでは?
そのためには自国の企業の国際競争力は何よりも大事だし、国民には過労死寸前まで必死に働いてもらいたい。
オンリーワンよりナンバーワンでいたいという思想。

多分、小泉さんなんか、少子高齢化社会のことなんて、あまりまじめに考えていなかったんじゃないだろうか?
建設族議員をうまく悪者に仕立てて、公務員みたいに比較的恵まれた層を締め付けることで庶民の政権に対する不満をうまくかわして、郵政も「自由競争化」してしまった。

でも、さすがにもう誰の目にも日本がヤバイことになっているのは分かるようになってきた。自民党から勝ち逃げする人が続出する日はそう遠くない気がする(選挙も近いし・・・)。
日本人もいい加減に政治家の舞台演出に騙されるのをやめて、自分たちの国を自分たちで良くしていこうとしないと。これからの少子高齢化社会は、今よりもっと辛くて暗い世の中になるぞ・・・。ブログパーツ

kimmasa1970 at 23:27コメント(1)トラックバック(1) 

格差社会ニッポンで働くということ
熊沢誠・著
岩波書店・刊

大枚1900円をはたいて衝動買いした本だったが、実にいい本だった。
私自身、これまで様々な仕事に就いてきて、そのどれもがうまくいかなかったわけだが、もっと楽にサラリーマンをやれる国がヨーロッパにはたくさんあることを、この本を読んで初めて知った。

いくつかの衝撃的な統計データを引用する。

・日米の中小企業労働者の賃金は大企業の60%だが、ヨーロッパの中小企業の賃金は大企業の80〜90%
・ドイツやイギリスでは、パートと正社員の時給(を含む労働条件)に差をつけてはならないという法律が成立している。
・週50時間以上働く労働者の割合、日本は先進18カ国中ダントツの28%。EU諸国はイギリス(15%)を除いて6%以下。
・ホワイトカラーエグゼンプションの対象者の年収制限、日本経団連の当初案では、400万円以上(!)、(ちなみに最終的な政府案では900万円以上)
・イギリスの求職者手当は無期限。フランスでは失業保険給付期間(それだけでも日本よりずっと長い)終了後には最低賃金水準の失業扶助(無期限)がもらえる。
・最低賃金、フランスでは1162円、イギリスでは1096円。

数字の細かい部分は正確ではないが、大体のイメージはつかめると思う。
今の日本は、あっちでもこっちでも、ワーク&ライフバランスがズタズタにされてしまっている。その分、経営者は安く人を雇えるし、金持ちの税金はとても安くなった。
だから、起業ブームなんかが起きたりするのだろうけど、そんなにみんながうまくいくはずがない。個人的に今の辛さを抜け出そうとするよりも、労働組合を強くして、サラリーマンを辞めるリスクを冒さなくても人間らしく生きられる社会を作ることの方が、現実的だし、大事なことだとこの本は説いている。

ウ〜ン、真実の言葉は重い・・・。ブログパーツ

kimmasa1970 at 01:46コメント(2)トラックバック(2) 

2007年07月19日

あっさりとまともな再就職をあきらめた私は、てっとり早く期間工の募集をチェックすることにした。
この三河地方で期間工の募集をしている会社はかなりある。
待遇はトヨタ自動車がやはり一番良い。日給こそ9000円程度だが、その他の手当を合わせるとかなりの額になる。さらに人が足りない時期には特別手当が入社時に10万円もらえたりもする。
ただし、入る時の審査も実は厳しい。体の丈夫そうな奴で若くないと落とされてしまう。実際私も一番最初に受けてみてダメだった。

その他にもたくさんの下請けメーカーが募集しているが、条件はトヨタ自動車ほどではない。
私はひとまず大手部品メーカーのひとつを受けてみた。
期間工の応募は実に簡単だ。
まず、事前の書類審査などはない。チラシは新聞に毎日のように入っており、そこに毎日開催している面接場所が載っている。
チラシに載っている電話番号に掛けると、こちらの名前も聞かずに履歴書を持って指定された場所に時間までに来るように言われるだけ。
私が訪問した日も20人くらいの応募者がいた。スーツを着ている人も何人かいたが、ほとんどの人はカジュアルな服装だ。私もそのことは知っていたのでわざわざスーツなんか着ない。

最初に20分程度、簡単に説明を聞き、その後は順番に質問されていく。ひとりひとりを別室に呼ぶでもなく、みんなが見ているその場で面接される。
私は正直に社労士受験のために前の会社を辞めたこと、できれば残業の少ない部署への配属を希望することなどを述べた。
順番に面接が終わると、今度は実技試験だ。
面接官がトランプを出して、スピードのようなゲームをやらせ、ストップウォッチで時間を計る。手先の器用さと頭の回転の速さを見るらしい。
実技試験が終わった人から帰って良し。全部で2時間もかからなかった。

そして約1週間後に郵送で結果が届く。その時に健康診断の案内が入っていれば採用だ。ちなみに私は不採用だった。
おそらく残業の少ない部署を希望したことが引っかかったものと思われる。
仕方がないのですぐさま別の部品メーカーに応募してみた。

今度は前回の失敗に懲りて余計なことは言わなかった。
むしろ体力には自信があるとか書いておいた。
この会社にも12、3人の応募者が来ていた。
先にボルトにナットを付けたり外したりする実技試験をやり、その後順番にパテーションで仕切られたブースに呼ばれて面接があった。

そして一週間後、見事合格通知が来た。
出社は10月頭から。
決まってみるとずいぶんあっけないものだ。まともに就職活動を始めてからわずか2週間しか掛からなかった。
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kimmasa1970 at 22:51コメント(0)トラックバック(0) 

2007年07月12日

さて、一度目の本試験が失敗に終わって、今後どうするか?

前の会社は6月いっぱいで辞めているので、10月途中までは失業保険が出る。

ただ、元々勉強に専念するために会社を辞めたのだから、本試験が終わってしまった以上、さっさと働き始めなくてはならない。

9月の失業認定日、私は職安で初めてまじめに職業相談をした。

社労士資格取得を目指していること。できれば社労士事務所で働きたいこと。さもなくば、人事労務関係の仕事に就きたいことなどを職安の担当者に話してみたが、あまり親身になって聞いてはくれない。

35歳にもなって、これといったキャリアも持っていないような人間は、事務系では雇ってもらえないというのが、その担当者の意見だった。社労士事務所の募集もなくはないが、給料は安いしあまり勧められないらしい。

それでは、一体どんな仕事なら雇ってもらえるのか? 

「また期間工でもやれば?」

これを職業相談と言うのだろうか?

まあ、相談員といっても、要は税金で食わしてもらっている公務員である。

他人の面倒など知ったこっちゃないというのが本音だろう。

こっちも元々サラリーマンになることは既に諦めているので、痛くも痒くもない。

実際、来年合格したら、さっさと開業するつもりだったので、採用手続きの簡単な期間工は悪くない。辞める時も辞めやすいし。

下手に正社員になって、辞めづらくなっては計画通りにいかなくなる恐れがある。

というわけで、私は再度期間工の職を探すことにした。ブログパーツ

kimmasa1970 at 19:55コメント(0)トラックバック(0) 

2007年06月18日

今日をもって、期間工の仕事とはおさらばすることとなった。
本日より、月末までは、有休消化期間だ。1年半以上在籍したので、有休はトータル21日間の権利を得たが、これまでに11日使ったので、これから丸々2週間はお休みである。

終わってみてつくづく思うが、実にきつい仕事だった。
特に辛いのは帰って寝るだけの長時間労働と、体調不良との戦いである夜勤だ。
正直、若くない私には、かなり無理があった。
ライフワークバランスを崩されると、まさに時間を金で売る生活になってしまい、何も考える時間を取れなくなってしまう。
それが延々と続けば、うつ病くらい簡単に発生するだろう。
実際私の所属していた現場でも、30人くらいの職場で過去2年ほどの間に2人うつ病に罹った人がいた。うち1人は半年後に復帰して毎日定時退社で働いているが、もう1人は2年経っても復帰していないので、労災認定を受けていないとしたら、既に退職した可能性が高い。


会社を辞めた理由は、もちろん社労士として開業するためだ。
結構な会社で結構な待遇で働いている人にとっては、社労士として独立開業するのは、かなりリスキーな選択になると思うが、元々期間工という身分だった私は、ほとんど考える余地もなかった。

ただし、本格的に営業できるのは事務指定講習が終わる9月以降になる。
それまでの間は準備期間。
だからといって営業しないわけではない。
社労士法に違反するって?
大丈夫。お金を貰わなければいいのだから。

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kimmasa1970 at 15:51コメント(0)トラックバック(0) 

2007年06月02日

実は今日、職場の上司から大変なことを聞いてしまった。

なんと、この会社(トヨタ系大手部品メーカー、独自に健保組合保有)では、

期間工は健康保険の任意継続ができない

というのだ。

まあ、私が社労士資格を持っていることをこの人が知っていたら、もう少し慎重に話をするのだろうが・・・。

残念ながら、製造業の現場担当者なんてこんなもんである。
政管健保ですら任意継続ができるというのに、それ以上の待遇を約束した健保組合でできないわけがなかろう。
しかも、期間工だけ除外とは。同じように保険料を負担させておいて、一方的に不利益を押し付けるなんて許されるはずがない。

一応その場はやんわりと、もう一度事実を確認するように言っておいたが、もし今度そんなことを言ってきたら、総務の責任者を叱りつけてやらねばなるまい。

逆に言えばそれだけ世間の人たちは何も知らないということだ。
この分なら社労士業は安泰かな。ブログパーツ

kimmasa1970 at 23:11コメント(0)トラックバック(0) 

2007年05月13日

平成17年7月1日、私は晴れて無職の社労士受験生となった。

今日からは汗だくで働かなくていい。

毎日、朝から晩まで勉強して、これまでの遅れを取り戻し、なんとかして今年の試験に合格するのだ。

生活費は失業保険で賄える。

試験日は8月28日。

現時点での学習進捗状況は、労基、安衛、労災、雇用、徴収、労一、健保までのインプットが終わったところ。アウトプットは過去問を一回まわした程度。

絶望的に遅れているが、今日からは毎日が勉強DAYだ。取り戻してみせる!


まずは模試を受けることにした。7月第3週にTAC、第4週にLEC。
この模試までの間に、なんとかインプットを全科目終わらせる。

朝9時から午後7時まで、図書館の自習室に籠る。
図書館が休みの月曜日はマクドナルドでひたすら勉強。

ところがショッキングな出来事が・・・
雇用保険の手続きで職安に行ったとき、自分が7日間であるはずの待期の期間を3日間と勘違いしていることに気づいたのだ。

ヤバイ…。こんなことすら忘れているなんて。
インプットすればするほど、前に学習した内容を忘れていっている。
だが、1回転目のインプット学習すら終わっていない段階では、戻って復讐する時間はない。
一体どうすればいいのか?ブログパーツ

kimmasa1970 at 18:15コメント(0)トラックバック(1) 

2007年04月20日

今日は会社(トヨタ系部品メーカー、某工場)ですごいお婆ちゃんに出会った。

私は今、これまでいた職場とは別の部署に応援に駆り出されている。
今日は朝から、大きな木製の棚を3つほど、班長と二人で解体することになっていた。

ISO14001を取得しているこの工場では、棚ひとつといえども、簡単には捨てさせてもらえない。一辺50センチを超えないように解体、切断して、分別しなくてはならないのだ。

班長に連れられて廃材管理課へ行き、ハンマーとチェーンソーを借りて棚のある場所まで行った。
「じゃあ、俺は会議があるから、あと頼むね」
巨大な棚3つと共に残された私。
仕方がない、やってみるか。
ハンマー片手に棚を壊し始めたが、しばらくやってみて途方に暮れた。
頑丈に作ってある棚はそう簡単に分解できる代物ではなかった。2時間経っても、3つのうちひとつすら分解できない。しかもその後で切断までやらなければならないのだ。
「こりゃ、1日掛っても終わらんな」

うんざりして腰をさすっていると、先ほど廃材管理課で道具をかしてくれたおばあちゃんがやってきた。
そして私が分解した木材をリフト台の上に整理し始めた。
たまに大きめの木材をこちらに放ってよこす。
「これはちっと大きいから、もっぺん切ったって」
なるほど、私がいい加減に済ませるといけないから監視しにきたのだな。
おばあちゃんは、一通り木材を整理するとどこかへ行ってしまった。

まだ丸々2つ以上も棚が残っている。こういう作業は一人でやるのは寂しいものだ。
段々と疲れがたまってきて、手元が怪しくなってきた。そろそろ休憩しようかと思ってた時に材木で膝を打った。
「痛ってーな、ちくしょう」
完全にやる気が無くなった。膝をさすりながらぐったりしているところへ、さっきのおばあちゃんが同じくらいの歳のおじいさんとやってきた。

おばあちゃんは黙ってAMラジオを付け、私とおじいさんに缶コーヒーを差し出した。

おばあちゃんは飛び出た釘を叩いて寝かし、やぜっぽっちのおじいさんが手際よく棚を解体していく。
そこへ通りがかったおじさんがもう一人加わって、1時間程度で解体が終了してしまった。
今度はそこへ、どこかの組の職長がフォークリフトで通りがかった。
「あんた、丁度いいとこに来なすったね。これを向こうに運んだってよ」
おばあちゃんにそう言われても、職長は嫌な顔ひとつせずに廃材を運ぶ。
「おばあちゃんって、すごい顔が利くんだね。あの人職長だよ」
「だってあたしが頼んだら、だーれも断らんもん」
そう言って笑うおばあちゃんは最高に素敵だった。

会社からは何の権限も与えられていないゴミ捨て場のおばあちゃんが、人徳ひとつで色んな人を動かしてしまう。今朝がた仕事を押し付けて会議に行った班長とはえらい違いだ。人と人が、こんなふうに係り合って働けたら、組織も良くなると思うのだが・・・・。
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kimmasa1970 at 00:58コメント(0)トラックバック(1) 

2007年03月30日

トヨタグループの主要各社が期間従業員の正社員登用を拡大しているようです。

社名(2007年度の期間工登用予定数)(同2006年実績)
トヨタ自動車(1200)(943)    
デンソー  (450) (190)
アイシン精機(約260)(241)
豊田自動織機(約200)(約200)
トヨタ紡織 (約90) (約80)
トヨタ車体 (増加予定)(68)

トヨタ自動車グループの主要部品メーカー4社の08年春の新卒採用計画が公表されました。いずれも過去10年間で最高水準の積極的な採用規模とする予定とのこと。同時に、期間従業員の正社員登用数を拡大し、生産現場の強化を進めるそうだ。


ただし、これから新たに期間工に入ることを考えている人には注意が必要だ。
自動車業界は、今後3年程の間に団塊世代の大量退職が予定されているため、生産に必要な人員を囲い込もうとしているので、採用拡大は一時的なもののはずで、早めに囲い込みに成功したら、これまでのように採用を減らしてしまうことが予想される。

あと、会社によって、登用試験を受けさせてもらえるまでに必要な期間が異なるので、今の登用拡大の流れに乗りたければ、早く受験できる会社を選ぶべきだろう。
トヨタ自動車と豊田自動織機は、6か月で受験できるが、トヨタは期間工の母数が1万人以上いるので、まだまだ倍率は高い。
デンソーは1年後に受験できる。
アイシンは3年くらいかかるが、ここは古い人から順番に受験していくので、受験までこぎ着ければ倍率は他社ほど高くない。

少なくとも、数年前までは数百人に一人とまでいわれた登用枠だったのが、改善しているのは確かだ。ブログパーツ

kimmasa1970 at 17:24コメント(2)トラックバック(0) 

2007年03月27日

実は今働いている会社は、期間工としては2社目だ。
仮に最初に勤めた会社をA社、今いる会社をB社として話そう。

私が社労士を志した時期は、丁度A社に勤め始めて半年が過ぎた頃だった。
トヨタ系の中でもA社はB社よりもずっとグレードの高い会社で、期間工としての待遇もとてもきっちりしており、誰でも期間工として半年勤務すれば正社員登用試験を受けさせてもらえたのだ。仮に滑っても、また半年働けば再度挑戦できる仕組みだ。

そもそも私が期間工の道に首を突っ込んだのは、30代も半ばになってろくなキャリアも持っていなかったため、就職しようにも他に選択肢が見当たらなかったせいである。そして幸い、期間工の募集には決まり文句のように「正社員登用実績、年間○○○名」などと、正社員への門戸が開かれている旨謳ってあった。

しかも、登用のための1次試験は一般常識の筆記試験と作文だというではないか。
一応、4大卒の私は、周りのヤンキー兄ちゃんたちを見まわして、自分の優位を確信したわけである。
ただし、合格実績は100人受けても10人未満。最初の6か月間、私は市販の問題集を買って、必死に勉強した。

だが、現実は甘くはなかった。
試験はどこかの専門会社が作ったと見られるマークシート方式で、知能検査を含めて半分以上が数学がらみ、しかもかなりレベルが高く計算のケタが多いため、答えまでたどり着くのは至難の業である。その上、問題の分量がベラボウに多い。
正直、出題傾向も分からずにやった試験勉強は。ほとんど役に立たなかった。

開始早々にため息をついて寝始める奴もいて、会場はあきらめムード一色である。
私は最後まで諦めずに取り組んだが、いかんせん、これだけ手ごたえが悪いと気分も沈む。最後の作文では明らかに集中力を欠いて、あわや時間切れになりそうになりながら、適当に締めくくる始末。

これでは不合格でも仕方ないな、と思っていたら、案の定1か月後にその旨の通知が来た。
私も後になって聞いた話だが、どうやらA社はコネのある人間が異常に通りやすいシステムになっているらしい。つまり、筆記試験をやたら難しくして差がつかないようにしておいて、主観的な採点が可能な作文と面接で実際には合否を決定するとしたら・・・・。
表向きは公平に試験を行っているかのように見せておいて、裏ではコネのある奴を登用している。そういう合格者を除いたら、一体どれだけの倍率になるんだ? しかも年齢が増すにつれて採用されにくくなるらしい。そんな噂を聞くと、まともに勉強するのがバカらしくなってしまった。

確かに考えてみれば当然かもしれない。技能職(つまり職人)を採用するのに一般常識がそんなに重視されるはずがない。なのに表向きは公平な試験をやっているかのように見せかけるのは、なるべくみんなにチャンスがあるように思わせるためか?
正社員登用は期間工を集めるために目の前にぶら下げられたニンジンなのか?

この時点で、私の人生計画は振り出しに戻ることになってしまった。
はてさて、自分はこれから何をして生きていけばいいのだろうか?
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kimmasa1970 at 13:13コメント(0)トラックバック(0) 
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