社労士
年次有給休暇の取得促進について
国は少子化への影響を考慮して、年次有給休暇の取得促進を奨励しているが、現在の制度では取得率の向上は難しいと思う。
・2年以内に年休を消化しなければ権利が消滅してしまう
→企業側としては、取らせなければ済んでしまう。
この状況を逆手に取って、こんな制度(年休の利息制度)を導入したらどうだろうか?
・その年に付与された年休を2年以内に消化しきれない場合、年休の取得権は消滅せず、逆に次の年に付与される年休が1日増える。
・その代わり、年間の付与日数を現行より少なく設定し直す。
現在年休の取得率は50%を下回っており、さらに下落傾向にある。
その実態は、一部の企業では高い水準で年休消化がされており、一方でほとんど年休消化できない会社が存在するという状況だ。
全ての労働者に公平な権利として設けられている年休の制度趣旨から言っても、こうした状況は好ましいものではないはず。
それなら、徒に付与日数を多くして抜け道を残すよりは、現実的に消化可能な付与日数を設定し直して、消化率を上げる方が国民全体の納得感は増すのではないだろうか?
・2年以内に年休を消化しなければ権利が消滅してしまう
→企業側としては、取らせなければ済んでしまう。
この状況を逆手に取って、こんな制度(年休の利息制度)を導入したらどうだろうか?
・その年に付与された年休を2年以内に消化しきれない場合、年休の取得権は消滅せず、逆に次の年に付与される年休が1日増える。
・その代わり、年間の付与日数を現行より少なく設定し直す。
現在年休の取得率は50%を下回っており、さらに下落傾向にある。
その実態は、一部の企業では高い水準で年休消化がされており、一方でほとんど年休消化できない会社が存在するという状況だ。
全ての労働者に公平な権利として設けられている年休の制度趣旨から言っても、こうした状況は好ましいものではないはず。
それなら、徒に付与日数を多くして抜け道を残すよりは、現実的に消化可能な付与日数を設定し直して、消化率を上げる方が国民全体の納得感は増すのではないだろうか?
2007年度社会保険労務士試験 本試験当日
2007/08/26
本試験を受験された皆さん、本当にお疲れ様でした。
私にとってもこの日はいろいろな思い出の詰まった記念日です。
今日は、去年運良く合格させてもらったご恩返しのつもりで、IDE社労士塾の直前予想問題&解答速報配りに参加してきました。
IDEの担当者さんからお聞きした話ですが、すでに開業している社労士の方で、今でも毎年本試験を受け続けている人がいるそうです。受験料9000円を負担して、実際に本試験日に会場まで足を運んで受けておられるそうです。自分自身の知識の確認と、受験して合格できたからこそ今の自分があるという原点を忘れないためだそうです。
確かに本試験の独特の雰囲気は、自分を原点に立ち返らせてくれます。
あのときの、必死だった自分が蘇ってくるのです。
社労士になるんだと自分に誓って、コツコツと勉強していた頃の自分。
果たして今の自分の生き方が、正しいのかどうか? 過去の自分がどう思うのか?
そういったことを確認できる日だと思います。
苦労は人を裏切らないというのが多くの人の経験則でしょう。
良い結果が出なかった人も、今この時の苦労が自分に返ってくる日がいずれ来るはずです。
カンカン照りの猛暑でしたが、心も熱くなる一日でした。
本試験を受験された皆さん、本当にお疲れ様でした。
私にとってもこの日はいろいろな思い出の詰まった記念日です。
今日は、去年運良く合格させてもらったご恩返しのつもりで、IDE社労士塾の直前予想問題&解答速報配りに参加してきました。
IDEの担当者さんからお聞きした話ですが、すでに開業している社労士の方で、今でも毎年本試験を受け続けている人がいるそうです。受験料9000円を負担して、実際に本試験日に会場まで足を運んで受けておられるそうです。自分自身の知識の確認と、受験して合格できたからこそ今の自分があるという原点を忘れないためだそうです。
確かに本試験の独特の雰囲気は、自分を原点に立ち返らせてくれます。
あのときの、必死だった自分が蘇ってくるのです。
社労士になるんだと自分に誓って、コツコツと勉強していた頃の自分。
果たして今の自分の生き方が、正しいのかどうか? 過去の自分がどう思うのか?
そういったことを確認できる日だと思います。
苦労は人を裏切らないというのが多くの人の経験則でしょう。
良い結果が出なかった人も、今この時の苦労が自分に返ってくる日がいずれ来るはずです。
カンカン照りの猛暑でしたが、心も熱くなる一日でした。
離職票の上手な貰い方
実は会社を辞める時にちょっと揉めた。
世の中ゴネ得みたいなことがあまりにも多いので腹が立つが仕方ない。
つくづく物事を知らない人間は損するな、と思う。
退社日の翌日、総務に電話して離職票がいつもらえるかを聞いてみた。
法律上は「会社を辞めた日の翌日から10日以内に」とあるので、そんなに遅くなるとは思っていなかったのだが、いやあ、電話して良かった。
「20日過ぎになります」
おいおい、それじゃ違反じゃないか!
まあ、実務上期限が守られないことはしばしばあるにせよ、こっちの失業手当がそれだけ支給が遅くなっては困る。
事情を聞いてみると、どうやら給与計算の都合でそうなってしまうらしい。
こういう場合に私はまず、できるだけ相手から情報を聞き出すことにしている。いきなり自分の感情はぶつけない。
受話器を遠ざけて深呼吸し、ニッコリ笑って聞いてみた。
「なぜ給与計算に20日もかかるのですか?」
「いやー、そういう事情なので…」
こういう場合にスラスラと答えられるような担当者だと逆に要注意だ。こちらの質問を予想していないくらいの方が付け入る余地がある。
「その事情とやらを詳しく説明していただけませんか?」
「・・・計算センターにデータを送って、明細が返ってくるのが18日で…」
お、しめた。ここからねじ込むとしよう。
「一人分の計算くらい、計算センターに送らなくてもできるんじゃないんですか?」
「・・・間違いがあるといけませんので・・・。手計算でもできるはずですが、間違いがあってもいいですか?」
いいわけないだろう! と言いたいのを飲み込んで、心にもないことを言ってみた。
「いいですよ。手計算でお願いします。いつできますか?」
「・・・少々お待ちください・・・折り返しお電話でもよろしいですか?」
その後、細かなスケジュールを聞き出した上で、可能な限り前倒しを「お願い」した結果、3日後に離職票を手に入れることができた。これが黙っていたら20日過ぎまで待たされていたと思うと鳥肌が立つ思いだ。
それにしても、2週間以上も基本手当の支給が遅くなるのに、悠長に計算センター経由で給与計算してから離職証明書を出すなんて、何ともひどい話だ。
期間工は健康保険の任意継続ができないと言われたときにもびっくりしたが、今回も実にこの会社らしい対応であった。
世の中ゴネ得みたいなことがあまりにも多いので腹が立つが仕方ない。
つくづく物事を知らない人間は損するな、と思う。
退社日の翌日、総務に電話して離職票がいつもらえるかを聞いてみた。
法律上は「会社を辞めた日の翌日から10日以内に」とあるので、そんなに遅くなるとは思っていなかったのだが、いやあ、電話して良かった。
「20日過ぎになります」
おいおい、それじゃ違反じゃないか!
まあ、実務上期限が守られないことはしばしばあるにせよ、こっちの失業手当がそれだけ支給が遅くなっては困る。
事情を聞いてみると、どうやら給与計算の都合でそうなってしまうらしい。
こういう場合に私はまず、できるだけ相手から情報を聞き出すことにしている。いきなり自分の感情はぶつけない。
受話器を遠ざけて深呼吸し、ニッコリ笑って聞いてみた。
「なぜ給与計算に20日もかかるのですか?」
「いやー、そういう事情なので…」
こういう場合にスラスラと答えられるような担当者だと逆に要注意だ。こちらの質問を予想していないくらいの方が付け入る余地がある。
「その事情とやらを詳しく説明していただけませんか?」
「・・・計算センターにデータを送って、明細が返ってくるのが18日で…」
お、しめた。ここからねじ込むとしよう。
「一人分の計算くらい、計算センターに送らなくてもできるんじゃないんですか?」
「・・・間違いがあるといけませんので・・・。手計算でもできるはずですが、間違いがあってもいいですか?」
いいわけないだろう! と言いたいのを飲み込んで、心にもないことを言ってみた。
「いいですよ。手計算でお願いします。いつできますか?」
「・・・少々お待ちください・・・折り返しお電話でもよろしいですか?」
その後、細かなスケジュールを聞き出した上で、可能な限り前倒しを「お願い」した結果、3日後に離職票を手に入れることができた。これが黙っていたら20日過ぎまで待たされていたと思うと鳥肌が立つ思いだ。
それにしても、2週間以上も基本手当の支給が遅くなるのに、悠長に計算センター経由で給与計算してから離職証明書を出すなんて、何ともひどい話だ。
期間工は健康保険の任意継続ができないと言われたときにもびっくりしたが、今回も実にこの会社らしい対応であった。
親戚と年金、社労士受験生に遭遇
今日は従姉妹の結婚式。東京湾をクルージングしながら結婚式と披露宴をするという、なかなか洒落た企画だ。
親戚中に社労士としての名刺を配って、開業の案内をしてきた。
60〜70代の叔父、叔母たちは誰一人として社労士のことを知らないので、どんな仕事をするのか逐一説明。年金のことなら何でも聞いてくださいと言うと、皆ピクリと反応していたのが面白かった。今は役所に電話しても、年金の担当は回線がパンク状態で繋がらないらしいのだ。
社労士の何たるかを知っていたのは、従姉妹のお兄さんのみ。たまたま近県でMRをしているというので、営業の話しで盛り上がった。
帰りの電車の中で、20代後半の男3人が白い冊子を手に立ち話をしている。
チラと冊子の背表紙を見ると「厚生年金保険法」。
その下にTAC社労士講座と書いてあった。
開いているテキストの中はマーカーでびっしり。
今年もあと2か月ちょっとで社労士試験か。
必死に勉強する姿は、見る者の心を打つ。
おっと、他人を応援している場合ではない。
彼らから見れば僕は先人だ。
道を切り拓かなくては。
親戚中に社労士としての名刺を配って、開業の案内をしてきた。
60〜70代の叔父、叔母たちは誰一人として社労士のことを知らないので、どんな仕事をするのか逐一説明。年金のことなら何でも聞いてくださいと言うと、皆ピクリと反応していたのが面白かった。今は役所に電話しても、年金の担当は回線がパンク状態で繋がらないらしいのだ。
社労士の何たるかを知っていたのは、従姉妹のお兄さんのみ。たまたま近県でMRをしているというので、営業の話しで盛り上がった。
帰りの電車の中で、20代後半の男3人が白い冊子を手に立ち話をしている。
チラと冊子の背表紙を見ると「厚生年金保険法」。
その下にTAC社労士講座と書いてあった。
開いているテキストの中はマーカーでびっしり。
今年もあと2か月ちょっとで社労士試験か。
必死に勉強する姿は、見る者の心を打つ。
おっと、他人を応援している場合ではない。
彼らから見れば僕は先人だ。
道を切り拓かなくては。
製造業とサービス業の労働生産性
週刊東洋経済の記事で、どこかの大学の先生が日本の労働生産性についてのデータを挙げていた。
今では日本のGDPの7割以上を占めるに至った非製造業だが、その生産性はアメリカと比較すると、建設業で7割、流通・飲食・宿泊業で5割、ビジネスサービスでは3割だという。
私も過去、色々な業種で働いてきたが、製造業の儲けのシステムたるや、実に無駄がない。製造業は働いている人間のやっている仕事の内容に関しては、私の実感から言えば、正直大したレベルにない。
それに比べて、ホテルやレストランなどのサービス業は、実にハイレベルなことを要求される気がする。
これは何を基準に言っているかというと、実際に働いてみた時の感覚とでも言えばいいだろうか? サービス業は、直接お客を相手にしているので、ほんのちょっとしたミスでも生産性(収益)に影響してしまう。それに比べて、製造業では、モノさえできればあとはどうでもいいという感覚がある。
先日、某家電量販店で扇風機を買ったが、店頭表示でリモコン付きとなっていた製品が実はリモコンが付いていないタイプだったことが購入後に判明し、店に問い合わせたところ、店側の表示ミスだという。結局、お詫びの印ということでそれよりも数千円高いリモコン付きモデルを追加料金なしで交換してくれたわけだが、サービス業ではこの程度のことでも貴重な利益を数千円も放棄しなくてはならないわけである。
ところが、収入の水準で比較すると、2006年賃金構造基本統計調査によれば、
製造業平均・513万円
サービス業平均・452万円
である。これに統計データに現れないであろう、サービス残業の割合を考慮すれば、収入差はさらに広がることだろう。
とっくにお気づきのこととは思うが、日本の社会では、労働の質と収入とは決して素直に比例しないというのが現状である。
では、一体何で収入が決まるかと言えば、私の仮説では「人気」がキーワードになる。
今では日本のGDPの7割以上を占めるに至った非製造業だが、その生産性はアメリカと比較すると、建設業で7割、流通・飲食・宿泊業で5割、ビジネスサービスでは3割だという。
私も過去、色々な業種で働いてきたが、製造業の儲けのシステムたるや、実に無駄がない。製造業は働いている人間のやっている仕事の内容に関しては、私の実感から言えば、正直大したレベルにない。
それに比べて、ホテルやレストランなどのサービス業は、実にハイレベルなことを要求される気がする。
これは何を基準に言っているかというと、実際に働いてみた時の感覚とでも言えばいいだろうか? サービス業は、直接お客を相手にしているので、ほんのちょっとしたミスでも生産性(収益)に影響してしまう。それに比べて、製造業では、モノさえできればあとはどうでもいいという感覚がある。
先日、某家電量販店で扇風機を買ったが、店頭表示でリモコン付きとなっていた製品が実はリモコンが付いていないタイプだったことが購入後に判明し、店に問い合わせたところ、店側の表示ミスだという。結局、お詫びの印ということでそれよりも数千円高いリモコン付きモデルを追加料金なしで交換してくれたわけだが、サービス業ではこの程度のことでも貴重な利益を数千円も放棄しなくてはならないわけである。
ところが、収入の水準で比較すると、2006年賃金構造基本統計調査によれば、
製造業平均・513万円
サービス業平均・452万円
である。これに統計データに現れないであろう、サービス残業の割合を考慮すれば、収入差はさらに広がることだろう。
とっくにお気づきのこととは思うが、日本の社会では、労働の質と収入とは決して素直に比例しないというのが現状である。
では、一体何で収入が決まるかと言えば、私の仮説では「人気」がキーワードになる。
社労士開業失敗ブログ
『社会保険労務士事務所開業→閉鎖廃業!377日実録』
このブログはある意味、石川先生の開業体験談に匹敵するくらいに、これから開業を考えている人には役に立つ情報である。
難しいと言われている新人社労士の営業だが、このように成功する人もいれば、失敗する人もいる。
一体何が決め手となるのであろうか?
詳しくは引用しないがDというこのブログの著者は、開業すれば誰もが直面するであろうことに対して、対応できなかったのが最大の敗因だと思う。
「誰もが直面する困難」とは、孤独と不安である。
私も過去にフリーライターとして同じことを経験しているのでDさんの立場は痛いほど良く分かる。
ただ、フリーライターに比べれば社労士は専門領域がはっきりしている分だけ楽だし、資格という参入障壁があるため人気商売としての厳しさがかなり緩やかだ。
ただ、それでも孤独と不安は強敵だ。
人間は独りになると思考が硬直化してしまい、良いアイデアが浮かびにくくなる。
そうなるともう自分はお先真っ暗なんじゃないかという不安がのしかかってくる。
実はこの不安から逃れる一番楽な方法は、アルバイトすることである。
自営業に行き詰まってアルバイトをしてみると、こんな簡単な仕事でこんなにお金がもらえるのかと、感動すら覚える。その上、人との付き合いも自然と生まれてくる。体を動かすから、食事もおいしく感じるし、体は確実に健康になる。毎日が楽しくて、なぜ自分が独立する道を選んだのかなんて忘れてしまう。
このようにして人は志を失ってしまう。
孤独と不安に打ち勝つには、最終的には独立したいという強い意志しかない。失敗したくなければ開業する前に、その点について徹底的に自分に問うことだ。何も思いつめろと言っているわけではない。むしろ冷静に己を見つめ、覚悟を持って判断を下すということだ。
それでも独立するしかないという人生ならば、少々の孤独や不安には負けないのではないだろうか?





