ファシリテーター

2008年08月18日

毎月参加しているファシリテーション協会の定例会。今回は私が担当した。
内容はひとりひとりがファシリテーション協会へ参加した動機を探り、さらにそれぞれの今後のアクションプランを模索するというもの。
ベテランの運営委員さん(なぜかこの人も社労士だったりする)が世話役で付いてくださったお陰で、定例会はスムーズに進行することができた。
もちろん、一部失敗した部分もあったが、本来の主眼としているテーマを阻害するほどのことではなかったため、一応は目的(最低限参加者に満足してもらうこと)を達成することができたように思う。

私個人の反省としては、良いファシリテーターとなるためには、とにかく場数を踏むことが重要だということだ。今後の業務の上でも、もっともっと集団をコントロールするスキルとマインドを磨いていかなくてはならないと思う。
ファシリテーションについては、組織の活性化手法として、先進的な企業や自治体を中心にかなり取り入れられつつあり、今後の企業経営には不可欠なスキルとなることがほぼ確実視されている。
今後はプロのファシリテーターが当たり前に活躍する時代がやってくるだろうし、ファシリテーションそのものが国民の必須科目となる日も遠くないだろう。

kimmasa1970 at 18:19 

2008年01月19日

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ファシリテーションはやはり実践が大事!ということで、早速、日本ファシリテーション協会中部支部の定例会に体験参加してきた。

この日の内容は、「ワールドカフェ」と「ビジョン作り」。
正確な定義は知らないが、「ワールドカフェ」とは、喫茶店のような空間を演出して、リラックスしたムードの中で、小グループに分かれて、机に広げた模造紙に自由に落書きやメモをしながら、雑談し、さらに何度か席替えを繰り返しながら、テーマについての考えを煮詰めていくやり方。

そのテーマというのが今回はファシリテーターとしてのビジョン、そしてファシリテーター協会のビジョン作り。ビジョンとは具体的で明確な未来像のこと。目標を言葉や概念で表現するのではなく、映像としてイメージすることで、より強く心に刻みつけることができる。(ケネディ大統領の月面探査のスピーチが有名)

もちろん最初は自己紹介やアイスブレークを行って、十分気持ちをほぐしてから本題に入る。感覚としては、会議というより頭の体操。
どんどん思考を活性化させて、意見を互いに交わらせる。
単純な遊びとしても十分面白く、また、仕掛けを考える立場だと様々な実験ができ、発見を積み重ねていくことができる。
この日の参加者は40名弱。その内、私のような体験参加の人が5名。中部支部の会員さんが25名。その他、関西や東京からのゲストが5名ほど。
土曜の午後1時から5時半までなので、なかなか長丁場だ。
終了後には「泡の会」という飲み会があるが、今回は所用があり参加を見送った。飲み会まで出なくとも十二分にコミュニケーションできるので、夜までは付き合えないという主婦の方などもうち解けることができるというところが雰囲気を良くしている。

コミュニケーションが円滑に盛り上がるのにも仕掛けがある。もちろんこれもファシリテーションの一部なのだが、きちんとしたグランドルールがあり、それを守って意見を言い合っていれば、こんなに雰囲気が良くなるというのも新しい発見だった。もちろんこれは、参加者のコミュニケーション能力と意識がある程度高いことも原因のひとつだとは思うが・・・。

この集まりに関しては「時間のムダ感」がまったく無かった。しかもおそらく大きな学びが得られそう。来月が楽しみだ!

kimmasa1970 at 22:42コメント(0)トラックバック(0) 
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