内部告発

2008年05月02日

 牛肉の産地を偽装表示していた高級料亭「船場吉兆」(大阪市中央区)が、本店の料亭部門で客が残した刺し身やアユの塩焼きなどの料理をいったん回収し、別の客に提供していたことが2日、関係者の証言でわかった。料亭経営を取り仕切っていた当時の湯木正徳前社長(74)の指示で昨年11月の営業休止前まで常態化していたとみられる。一連の不正表示とともに、老舗の高級料亭としてのモラルが改めて問われそうだ。大阪府警も従業員らの事情聴取で、こうした証言を把握している。
 一方、九州産牛肉を但馬牛などと偽って販売した偽装表示事件について、府警は、表示変更のコストを節約するために偽装を継続したとみて、不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑で湯木前社長と長男の喜久郎前取締役(45)らの書類送検に向け、詰めの捜査を急いでいる。
 関係者によると、使い回しは、本店の調理場で、仲居が客席から下げてきた器を回収。客がはしを付けた料理は調理人が廃棄するが、はしを付けずに残った料理の一部はいったんトレーなどに移し替え、器に盛り付け直して別の客に提供していたという。
 使い回されていたのは、アユの塩焼き、ゴボウをうなぎで包んだ「八幡巻き」、エビに魚のすり身を塗って蒸した「えびきす」など。天ぷらは揚げ直して出すこともあった。さらに、手付かずで残った刺し身も提供していた。
 接待の宴席などでは、比較的食事に手をつけない接待側の客に使い回しの料理を出していたといい、元従業員は「先輩の調理人から『使えるものはすべて使う』と指示され、残った料理をえり分けていた。1人数万円の料金を取っていた高級料亭として恥ずかしい」と話している。
 これらの使い回しについては、府警も一連の捜査の過程で事情を把握しているという。
 食品衛生法は、腐敗などで健康を損なう恐れがある食品を販売することを禁じているが、使い回しに関する規定はないという。厚生労働省の担当者は「品質が保たれていれば法律には抵触しない。あくまでモラルの問題だろう」と指摘している。
 船場吉兆の代理人弁護士は使い回しについて「そうした行為は判明していない」としている。

5月2日 産経新聞


バレなければ何をやってもいいという考え方の典型。
食べ残しを客に提供したとしても、品質的な問題が無ければ法律に抵触しないというのもおかしな話だ。
ここまであからさまに客を騙す行為については、法律で規制すべきじゃないかと思う。
従業員もせっかく内部告発しても、店が罰せられなかったら浮かばれない。


kimmasa1970 at 16:43 

2008年01月26日

東建コーポレーションは25日、深夜残業や休日出勤した従業員に対する未払い賃金があるとして、名古屋北労働基準監督署から是正勧告を受けたと発表した。未払いは、同署が2007年10月に実施した検査で発覚。同社に対し過去2年分の未払い分を支払うよう求めている。

これだけ多くの企業がコンプライアンスの不備で摘発されているというのに、まだ懲りずにサービス残業とは・・・
おそらくは内部告発だと思う。
大企業ばかりニュースになるけれど、中小企業で内部告発が起きていないというわけではなく、ただニュースにならないだけなので、中小企業も油断は禁物だ。

kimmasa1970 at 18:43 
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