労使紛争

2008年10月07日

またも労使紛争勃発!
今度の案件はユニオンがらみだ。
前回の件は、会社側が歩み寄りの姿勢を見せたことで、労働者側も納得したとまではいかないものの、明らかに態度を軟化させてきたので、経営者共々胸をなで下ろしたところ。

今回は経営者がまったく労働法をご存知ない。社長もそれを自覚していて、完全な不当解雇状態だったが、理を尽くして話してみるとあっさり納得。こういう時は下手に動かないで専門家に一切合切を任せてくれるほうが断然やりやすい。
すぐさま解雇は取り下げたものの、労働者はなかなかこちらを信用しない。何を提案しても、組合に相談してからの一点張りだ。
仕方がないので会社側の意向だけを伝え、回答を待つことにした。

先日北村先生のセミナーで、組合対応をメインで活動している社労士の話を聞いたが、確かに労使紛争は商売としては実にわかりやすい。リスク回避措置をしてこなかった会社が、紛争で苦しんでいる状態なので、専門家の必要性を分からせてあげる必要がそもそもない。
そうはいっても、やはりこうなる前に相談して欲しかったと思う。
会社だって大変だし、労働者もかわいそうだ。
円満解決できるといいのだが。

kimmasa1970 at 20:29 

2008年06月17日

今日はDMに反応のあった地元の会社を訪問してきた。
助成金を切り口に、広範な労務管理の話に花が咲く。
とりあえず、今すぐ助成金は使えない会社だったが、手続関係まで税理士にやってもらっている会社だったので、いろいろ話す内に社労士の必要性についても感じてもらえたもよう。
顧問ということを考えたときに、やはり近くに事務所があるというのはとても安心感があると言われた。
相談する立場としては、用もないのに毎月訪ねて来られても困るけれど、困っている時には一刻も早く会いたいとのこと。そんな時に、来週の○○時に〜なんてやってると、社長としてはじれったくなってしまうらしい。
顧問という存在がどう在るべきか、非常に分かりやすい指摘だと思う。

ちなみに明日は遠方の会社で、労働紛争が起きかけているとのことで、早速訪問する予定。こういう時こそ、日頃の用心棒代(顧問料)の価値を感じてもらえる機会に違いない。腕が鳴るゼ!!!

kimmasa1970 at 18:48 
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