外来管理加算

2008年07月03日

診療報酬:開業医、月平均7万5千円減 5分ルール導入で

 全国保険医団体連合会は3日、4月以降、医師が患者への問診や説明などに5分を費やさないと外来管理加算(520円)を請求できなくなった「5分ルール」の影響をまとめた。開業医の場合、導入前の3月に比べると4月は同加算の請求率が下がり、平均で月7万5411円の減収になったという。

 同加算は、開業医や200床未満の病院を再診に訪れた患者から請求できる。厚生労働省は「基準があいまいだった」として、08年度診療報酬改定で5分ルールを導入した。しかし医療現場からは、「医療費削減策の一環。優秀な医師ほど短時間で診察できる」との強い反発が起きている。

 調査によると、3月に59%だった開業医の同加算の請求率は、4月には45%にダウン。医師不足から他の報酬を手厚くした小児科でも20ポイント減の65%に下がり、月の減収幅は6万1988円。最も影響を受けた皮膚科は12万4089円減という。

 調査は、全国の3843医療機関が対象。

【毎日 サイエンス 07/03】


私は生まれつきアトピー性皮膚炎体質で、もう15年以上も薬を飲み続けている。
薬はここ10年以上同じ薬で、それを飲まないと身体が悲惨なことになる。
食品添加物や様々な化学物質が原因とされるアレルギーの代表的な病気だ。
症状のコントロールはお手の物で、ステロイドもひどいときには使うが、ほとんどは保湿剤で済ませている。
そんな状況なのに、毎回医者に診て貰わないと薬を手に入れることができない。
診察は毎回1分以内に確実に完了する。
「どうですか?」
「相変わらずです」
「薬は4週間分ですね?」
「はい」
「塗り薬はまだありますか?」
「はい」(終了!)
このような診察でも、これまでは毎月患者の体調を管理しているという名目で520円(外来管理費)を課金することが許されていた。
これのどこが管理だ?と言いたくなるが、今回はそうした部分に少しだけ改善が施されたことになる。

商売人として見た場合、皮膚科というのは本当に儲けやすくできている。
生死に関わるような重病人と関わることはほとんどなく、患者の90%が私のような慢性病患者で、体調コントロールのために必ず薬を必要とするので、恒久的に患者は途絶えることがなく、確実に診療費を稼ぐことができる。
薬屋も同様だ。
増え続けるアレルギー疾患のお陰で、同じ薬をずっと売り続けることが可能。

このような慢性疾患の患者から、一生の間、診療費と薬代を搾り取り続ける仕組みは何とかならないのだろうか?
実際には医者が必要なのはごく初期の段階だけで、その人なりの体調コントロールができるようになったら、もっと安価に薬を入手できるようにしてもらうわけにはいかないのだろうか? 健保財源も、このように何もしない皮膚科医にボロ儲けさせるような仕組みは改めていかないと、今後の高齢化社会は成り立たないはずだが。

kimmasa1970 at 21:50 
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