就業規則

2008年09月20日

ヘビーな仕事が舞い込んできた。
会社乗っ取りvs懲戒解雇
いろんな知り合いに電話かけまくり、インターネットを検索しまくる。
確かに社長の気持ちも分かるが、負け試合の臭いが濃厚だ。
それにしても労基署での解雇予告除外認定の範囲は狭い。
・原則として極めて軽微なものを除き、事業場内における盗取、横領、
傷害等刑法犯に該当する行為のあった場合。
・賭博、風紀素乱等により職場規律を乱し、他の労働者に悪影響を及ほす場合。
・雇入れの際の採用条件の要素となるような経歴を詐称した場合及び雇入れの際、
使用者の行う調査に対し、不採用の原因となるような経歴を詐称した場合。
・他の事業場へ転職した場合。
・原則として2週間以上正当な理由なく無断欠勤し、出勤の督促に応じない場合。
・出勤不良又は出欠常ならず、数回にわたって注意を受けても改めない場合。

総合的かつ実質的に判断なんて言っても、所詮役人のやることだから、前例にならうだけだろうし。
やはり社長が最終的にどうしたいかだろう。
つまらん意地張ってつまらん裁判に時間と金使うか、自分の失敗を認めて再出発するか?
いい社労士を顧問に付けとかないからこうなるんじゃないかな?
就業規則も穴だらけだし・・・
試用期間の延長規定がないだけで、これだけ不利になるとは・・・
勉強すべき内容が増える一方だ。

kimmasa1970 at 01:13 

2008年07月18日

何社も同時進行で助成金をやっていると、ものすごく業務が煩雑になってくる。
就業規則も3社分作ることになってしまったし、さらに新規の顧問先へのケアも必要。
エクセルでタスクリストを作り、ひとつひとつ業務をつぶしていく。
こういう状態になると、さすがに新規の営業はサボりたくなる。そうでなくても、調子のいい時は、既存のお客からどんどん紹介が来るので、紹介者の顔を潰さないようにするだけで精一杯。
身体はひとつ、一日は24時間しかないのだから、いかに時間を有効に使うかだけだ。
明日は朝から大口の契約が見込めそうな工場を訪問予定。
相手が自分のことを評価して、期待してくれていると思うと、余計にプレッシャーが掛かるが、苦手な部分を取り繕うことよりも、得意な分野をアピールする作戦で行こう!

kimmasa1970 at 18:13 

2008年07月16日

助成金3つと就業規則の作成をセットで受注。
う〜ん、今月はなかなかいいペースだが、着手金ばかり貰っても、後の実務をしっかりこなさないと・・・。
業務の定型化、横展開でうまく捌けるようになれば楽なのだが、今はまだひとつひとつ道を造りながらなので、ホントにがんばらないとポカが怖い。
やるっきゃないんだけど。

kimmasa1970 at 00:45 

2008年07月14日

すでにある助成金の案件を契約しているお客から、さらに別の助成金2つと就業規則の作成をクロージングした。
ただ、なかなか就業規則の重要性については理解してもらうのが難しく、就業規則の作成については、少し安い金額での妥結となってしまった。

もちろん、トータルで見ればそれほど悪い条件ではないのだが、仕事の価値からすると、値切られた格好だ。
でも、今回は事前にある程度感触を掴んでいて、お互いの希望額に隔たりがあることを予測していたので、少々金額を値切られても必ず妥協点を見つけて終わることにしようと心に決めて交渉に臨んだ。前に顧問契約の案件で交渉に失敗したことを思い出し、とにかく次につなげることを最優先しようと思っていた。

実際問題、一件の相手先で複数の案件をこなす分には、手間はさほど掛からない。
そうした点も考慮に入れて、契約書にサインした。

私が相手の提示額に妥協したからか、それとも元々そのつもりだったのかは分からないが、1件お客を紹介してくれるという・・・。
パチンコ店とラブホテルを経営する在日の方らしい。
う〜ん、コワイ人でなければいいのだが・・・。


kimmasa1970 at 21:48 

2008年06月29日

最近どうもDMの反応が良くない。
やはり春先と比べると企業の動きが鈍いようだ。景気の動向もあるのだろう。
だが、現時点でまだ十分な売上目標が達成できていない以上、広告費をケチるべきではない。
仮に3万円の顧問先1件の平均契約継続年数を3年と見積もっても、
3*12*3=108万円の売上期待値
変動費は通信費と交通費くらいなものなので、1件の顧問契約を取るために10万円くらいの広告費を使っても十分ペイする。
もちろんそれ以外にスポットでの仕事も受注するので、費用対効果はもっと良くなる。
だから、まだまだ攻めの営業を展開するつもりだ。
ちなみに、助成金を受注しているある会社から就業規則の依頼をきっかけとして顧問契約への移行がほぼ確実になったところ。
就業規則は久しぶりだが、すでに前回のフォーマットができているので、いくつかのポイントをチェックすれば、あとは社長にその中身を説明するだけで良い。細かい修正は出てくると思うが、叩き台をいかに素早く呈示できるかも腕の見せ所だ。

kimmasa1970 at 20:27 

2008年06月20日

最初に親戚から紹介してもらった遠方の会社に一日がかりで行ってきた。
今回は管理職を降格させるという人事トラブル。
その管理職の人はメンタルヘルス不全も抱えており、能力的にも管理職に耐えられないと見なされている。
そうした状況の中で、しばらく無断欠勤が続き、休職を命じようとしたら今度は勝手に出勤してきてしまった。

とりあえず社長には、本人の能力を見極めずに昇進させたという非も会社側にあることを伝えつつ、対応策を協議。
まず、今後の対応としては、体調が回復するまで休職を改めて命ずるとともに、肉体的な事情から、負担の少ない職務への異動を促すということになった。もちろん、管理職から降格することになるため、本人には給与が下がることも説明する必要がある。
このような事案では、会社側が対応を誤ると、訴訟問題になりかねないので、下手に本人を刺激しないように注意しながら、会社にも本人にも納得のできる地点に着地することを目指す。

この会社の就業規則は、私が最初に手掛けたものだったが、休職や懲戒の事由が事細かに規定してあったため、就業規則の条項だけで十分に会社を防衛できることが立証される形となった。
これがもし、あいまいな就業規則であったり、就業規則がないままであったりした場合には、とても厄介なことになっていただろう。

kimmasa1970 at 01:17 

2007年12月27日

親戚の税理士が紹介してくれた遠方の会社へ、就業規則の納品に行ってきた。
社長から伺った話をもとに、その会社の経営方針に合わせて作成した就業規則をひとつひとつ説明していく。

ところがどうも社長は違うことを求めている感じがした。
私は契約通りに就業規則を納品するつもりでいたが、私の説明を一応は聞いてくれているものの、社長にはさほど熱意が感じられないのだ。

おそらくこの社長は、この就業規則を納品しても、金庫にしまってしまうタイプだと思った。
結局、就業規則を作るだけでは会社としては不十分なのではないだろうか?
以前に書いた是正勧告への対応は、なんとかなっている様子だが、せっかく就業規則を納品しても、運用できなければまた問題は起きるだろう。もしそうなったら、せっかく苦労して作った就業規則も価値を感じて貰えまい。

一通りの説明が終わった後で、私の方から話を切り出した。
「顧問契約していただけませんか?」
顧問とは言っても、遠方なので日常の手続き業務はしてあげられない。
いわゆる手続きなしの相談顧問である。
顧問料は交通費を負担して頂くことを考慮して、ギリギリの提示をした。

社長としても、遠いというネックはあるものの、見ず知らずの人にお願いするよりは安心と見えて、快く了解を頂いた。
そうは言っても社長はシビアだ。
役に立たないと思われたらすぐに切られてしまうだろう。
めでたく一社目の顧問契約を頂けたわけだが、ハッピーな気分に浸るより、むしろこれからのプレッシャーが大きい。
言ってしまった以上、やるしかない。
この会社のために自分が出来ることを必死に考えて提案していくより仕方有るまい。
新人は新人らしく・・・もらったチャンスは生かさなきゃ!


kimmasa1970 at 00:55コメント(0)トラックバック(0) 

2007年12月18日

実は最近、DMを出そうと思って、あるデータ屋さんと会った。
結局泣きつかれて相手の言い値の1/3で買うことになったのだが、そのデータ屋さん、こちらが請求もしないのに勝手にデータをメールで送りつけてきた。おそらくお金に相当困っているものと思われるが、先に商品を送られてしまうと、こちらがお金を入金しない可能性は考えないのだろうか? 私はネットオークションや通販の経験から、できるだけ商品の引き渡しとお金のやりとりは同時に行うのが安全だと思っている。
実はこのデータ屋さんとは、データだけでなく、DMの作成指導なども込みで話をしていたので、私は当然、それが終わるまでは入金するつもりはないと伝えた。
相手はどうもこれが気に入らなかったらしく、電話で噛みついてきた。
うっとおしいので、来月末には払うと言っておいたが、つくづく情報を売る商売は難しいと感じた。

私が逆の立場だったら、絶対に先にお金を入金させるまでは情報は送らない。
そして、情報を送るにしてもメールは使わない。
人間って不思議なもので、目に見えないものに対してはお金を払いたがらないものだからだ。
その理由は、情報は変動費がゼロだからだ。つまり、ひとつの情報を何人に売ってもコストは固定費のみ。そう思うと人は買い叩きたくなる。
そういう商売で弱みを見せたり、値引きをしたりしたら終わりだ。
その代わり、できるだけ変動費をかけているように見せかけるのがいいだろう。
情報はCDに焼いて、きれいな箱に入れて、プリントアウトもきちんと製本して渡す。
ゲームソフトが必ず箱に入れて売られているのと同じだ。

社労士で言えば、就業規則。
こいつも本質的な価値から言えば、メールに添付で十分だ。
でも、そんなやり方で、何十万もの対価を要求できるだろうか?
社長は就業規則の中身なんか大して見やしない。
本質的な価値(それも大事だが)よりも、いかにゴージャスに飾り立てるかの方が、商売としては重要だと思う。
(しまった! こんな大事なこと書くんじゃなかった!)

kimmasa1970 at 20:11コメント(0)トラックバック(0) 
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