時給切り下げ

2008年12月20日

期間工時代にはほとんど友達を作らなかった私だが、携帯番号を交換した相手が2人だけいた。
そのうちのひとりから、1年半ぶりに電話があった。
彼は今も工場を転々としていて、現在は派遣として某大手自動車部品メーカーの構内下請で働いている。
実は今回派遣会社側から時給の切り下げの告知があったという。その件での相談だ。
派遣会社と彼との契約は有期契約で、その間の条件も明記されているとのことなので、労働条件の切り下げは契約の不履行、既得権の侵害だ。これがもし期間の定めのない契約で、過半数労組が会社側と合意したというなら話は別だが、たかだか半年程度の契約なら、その期間は我慢して契約満了時点で持ち出すべき話だろう。
彼に対してはそうした事情を話して、会社側には最初の契約を守るように求めることができると伝えた。
契約の変更には合意が前提というだけのことでも、いざ労働者がその問題に直面すると判断に迷うものらしい。
派遣会社側も、世情に便乗してなりふり構わないところがあるので、この手のトラブルは至る所で起こっていることだろう。ブログパーツ

kimmasa1970 at 10:24コメント(0) 
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