期間工に受かるコツ

2007年07月19日

あっさりとまともな再就職をあきらめた私は、てっとり早く期間工の募集をチェックすることにした。
この三河地方で期間工の募集をしている会社はかなりある。
待遇はトヨタ自動車がやはり一番良い。日給こそ9000円程度だが、その他の手当を合わせるとかなりの額になる。さらに人が足りない時期には特別手当が入社時に10万円もらえたりもする。
ただし、入る時の審査も実は厳しい。体の丈夫そうな奴で若くないと落とされてしまう。実際私も一番最初に受けてみてダメだった。

その他にもたくさんの下請けメーカーが募集しているが、条件はトヨタ自動車ほどではない。
私はひとまず大手部品メーカーのひとつを受けてみた。
期間工の応募は実に簡単だ。
まず、事前の書類審査などはない。チラシは新聞に毎日のように入っており、そこに毎日開催している面接場所が載っている。
チラシに載っている電話番号に掛けると、こちらの名前も聞かずに履歴書を持って指定された場所に時間までに来るように言われるだけ。
私が訪問した日も20人くらいの応募者がいた。スーツを着ている人も何人かいたが、ほとんどの人はカジュアルな服装だ。私もそのことは知っていたのでわざわざスーツなんか着ない。

最初に20分程度、簡単に説明を聞き、その後は順番に質問されていく。ひとりひとりを別室に呼ぶでもなく、みんなが見ているその場で面接される。
私は正直に社労士受験のために前の会社を辞めたこと、できれば残業の少ない部署への配属を希望することなどを述べた。
順番に面接が終わると、今度は実技試験だ。
面接官がトランプを出して、スピードのようなゲームをやらせ、ストップウォッチで時間を計る。手先の器用さと頭の回転の速さを見るらしい。
実技試験が終わった人から帰って良し。全部で2時間もかからなかった。

そして約1週間後に郵送で結果が届く。その時に健康診断の案内が入っていれば採用だ。ちなみに私は不採用だった。
おそらく残業の少ない部署を希望したことが引っかかったものと思われる。
仕方がないのですぐさま別の部品メーカーに応募してみた。

今度は前回の失敗に懲りて余計なことは言わなかった。
むしろ体力には自信があるとか書いておいた。
この会社にも12、3人の応募者が来ていた。
先にボルトにナットを付けたり外したりする実技試験をやり、その後順番にパテーションで仕切られたブースに呼ばれて面接があった。

そして一週間後、見事合格通知が来た。
出社は10月頭から。
決まってみるとずいぶんあっけないものだ。まともに就職活動を始めてからわずか2週間しか掛からなかった。
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kimmasa1970 at 22:51コメント(0)トラックバック(0) 
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