記憶

2007年12月22日

この半年余りでたまった名刺の数、443枚。
年賀状は大事な人脈のケアだが、どの人脈が大事でどの人脈が無意味で、どの人脈をメールで済ますか? そういうことを考える良い機会だと思う。
名刺のデータと画像は、既に名刺管理ソフトでデータベース化してあるので、いちいち名刺を探したり入力したりという手間はないのだが、ひとつひとつの名刺画像を眺めながら思い出してみると、実際にその名刺が人脈として生きてくることが意外と少ないことに愕然とさせられる。
「去る者日々に疎し」
人間の記憶というものが、自分で思っている以上に速いスピードで失われていくことを実感する。

ただ、そんな中でも、過去に強いつながりを築いた友人とは、たとえ年に一度の年賀状の交換でも、すぐさま暖かい感情が蘇ってくる。

ここから何が分かるか?
大事なのはどれだけ多くの人と知り合うかではない。
半年で記憶から消えていってしまうような人脈がどんなにたくさんあっても無意味だ。
しっかりとお互いの心の中に人間像が定着し、信頼関係ができるレベルまでいかないとダメだということ。それには相性も大事な要素だろう。

出会いを大事にするというのは、誰とでも付き合うということではなく、出会った人の中から、これはという人脈をしっかりと見極めることだ。
モノを整理するのと一緒で、人脈も、「要らないものは捨てる」

ただし、潜伏期間というものがあるので、労力の許す範囲で簡単な人脈ケアをしておくことも有効だ。もしかしたら後で芽が出るかも知れないというレベル。ただこれも、費用対効果で考えるとほとんど無意味なことが多い。メールで十分だろう。


kimmasa1970 at 14:48コメント(2)トラックバック(0) 
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