雇用保険
2007年07月19日
実は会社を辞める時にちょっと揉めた。
世の中ゴネ得みたいなことがあまりにも多いので腹が立つが仕方ない。
つくづく物事を知らない人間は損するな、と思う。
退社日の翌日、総務に電話して離職票がいつもらえるかを聞いてみた。
法律上は「会社を辞めた日の翌日から10日以内に」とあるので、そんなに遅くなるとは思っていなかったのだが、いやあ、電話して良かった。
「20日過ぎになります」
おいおい、それじゃ違反じゃないか!
まあ、実務上期限が守られないことはしばしばあるにせよ、こっちの失業手当がそれだけ支給が遅くなっては困る。
事情を聞いてみると、どうやら給与計算の都合でそうなってしまうらしい。
こういう場合に私はまず、できるだけ相手から情報を聞き出すことにしている。いきなり自分の感情はぶつけない。
受話器を遠ざけて深呼吸し、ニッコリ笑って聞いてみた。
「なぜ給与計算に20日もかかるのですか?」
「いやー、そういう事情なので…」
こういう場合にスラスラと答えられるような担当者だと逆に要注意だ。こちらの質問を予想していないくらいの方が付け入る余地がある。
「その事情とやらを詳しく説明していただけませんか?」
「・・・計算センターにデータを送って、明細が返ってくるのが18日で…」
お、しめた。ここからねじ込むとしよう。
「一人分の計算くらい、計算センターに送らなくてもできるんじゃないんですか?」
「・・・間違いがあるといけませんので・・・。手計算でもできるはずですが、間違いがあってもいいですか?」
いいわけないだろう! と言いたいのを飲み込んで、心にもないことを言ってみた。
「いいですよ。手計算でお願いします。いつできますか?」
「・・・少々お待ちください・・・折り返しお電話でもよろしいですか?」
その後、細かなスケジュールを聞き出した上で、可能な限り前倒しを「お願い」した結果、3日後に離職票を手に入れることができた。これが黙っていたら20日過ぎまで待たされていたと思うと鳥肌が立つ思いだ。
それにしても、2週間以上も基本手当の支給が遅くなるのに、悠長に計算センター経由で給与計算してから離職証明書を出すなんて、何ともひどい話だ。
期間工は健康保険の任意継続ができないと言われたときにもびっくりしたが、今回も実にこの会社らしい対応であった。
世の中ゴネ得みたいなことがあまりにも多いので腹が立つが仕方ない。
つくづく物事を知らない人間は損するな、と思う。
退社日の翌日、総務に電話して離職票がいつもらえるかを聞いてみた。
法律上は「会社を辞めた日の翌日から10日以内に」とあるので、そんなに遅くなるとは思っていなかったのだが、いやあ、電話して良かった。
「20日過ぎになります」
おいおい、それじゃ違反じゃないか!
まあ、実務上期限が守られないことはしばしばあるにせよ、こっちの失業手当がそれだけ支給が遅くなっては困る。
事情を聞いてみると、どうやら給与計算の都合でそうなってしまうらしい。
こういう場合に私はまず、できるだけ相手から情報を聞き出すことにしている。いきなり自分の感情はぶつけない。
受話器を遠ざけて深呼吸し、ニッコリ笑って聞いてみた。
「なぜ給与計算に20日もかかるのですか?」
「いやー、そういう事情なので…」
こういう場合にスラスラと答えられるような担当者だと逆に要注意だ。こちらの質問を予想していないくらいの方が付け入る余地がある。
「その事情とやらを詳しく説明していただけませんか?」
「・・・計算センターにデータを送って、明細が返ってくるのが18日で…」
お、しめた。ここからねじ込むとしよう。
「一人分の計算くらい、計算センターに送らなくてもできるんじゃないんですか?」
「・・・間違いがあるといけませんので・・・。手計算でもできるはずですが、間違いがあってもいいですか?」
いいわけないだろう! と言いたいのを飲み込んで、心にもないことを言ってみた。
「いいですよ。手計算でお願いします。いつできますか?」
「・・・少々お待ちください・・・折り返しお電話でもよろしいですか?」
その後、細かなスケジュールを聞き出した上で、可能な限り前倒しを「お願い」した結果、3日後に離職票を手に入れることができた。これが黙っていたら20日過ぎまで待たされていたと思うと鳥肌が立つ思いだ。
それにしても、2週間以上も基本手当の支給が遅くなるのに、悠長に計算センター経由で給与計算してから離職証明書を出すなんて、何ともひどい話だ。
期間工は健康保険の任意継続ができないと言われたときにもびっくりしたが、今回も実にこの会社らしい対応であった。