2022年02月05日

知人の死

最近、歳をとったなあと思うことが増えた気がする。
永遠に続くように思っていたことがある日突然そうでなくなる。
気に入っていたお店に数年ぶりに訪れてみたら、もうとっくに閉店していたとか、そういう経験が多くなった。

先日、ひょんなことから知人の死を知った。

とある交流団体で知り合った人だ。
それほど親しくさせて頂いていたわけではないが、ふたりでゴルフをしたこともあった。
私は数年前にその団体からは抜けていたので、その方の訃報が届くことはなかった。
60に届くかどうかという年齢での急逝だったので、周囲の方もさぞ驚かれたことだろう。

故人に対してはご冥福を祈るほかないが、こういったことがあると、わが身を振り返らずにはいられない気分になる。
天寿を全うして亡くなられた方はいいが、時折こうした死に接することがあると、自分もいつまで生きられるかは分からないという現実と向き合わざるを得ない。

小さなことだが、ひとつの意思決定をした。
正月以来、遊んでいたスマホのゲームを削除した。
何の気なしにたまたま目に留まり、遊び始めたゲームだったが、知らず知らずのうちに習慣化してしまっていた。
課金は一円もしていないので、お金がもったいないとかいう事は別に無い。
世間的にも大して悪い遊びでもなかろう。
家族に知られても恥ずかしいほどのことでもない。
だが、自分がもし限りある命を終える時が来たら、きっとこのゲームに時間を費やしたことを後悔すると思った。
一冊でも本を読みたい。だから今から読書をする。

kimmasa1970 at 00:15コメント(0) 

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