社労士 学習法
2009年11月13日
2009年08月27日
2009年08月02日
PSRの斡旋で中小企業コンサルタントの蓮室光雄さんのセミナーに行ってきた。
蓮室さんはPSRで「人事コンサルタント養成講座」や「決算書から作る目標管理」といった10万円以上する講座を開催している。
今回は「決算書から作る目標管理」のプレセミナー。
いきなり高額なセミナーを申し込むのには勇気が要るが、プレセミナーで先生の実力を目の当たりにすると、高い投資に踏み切る決意が付けやすくなる。続きを読む
蓮室さんはPSRで「人事コンサルタント養成講座」や「決算書から作る目標管理」といった10万円以上する講座を開催している。
今回は「決算書から作る目標管理」のプレセミナー。
いきなり高額なセミナーを申し込むのには勇気が要るが、プレセミナーで先生の実力を目の当たりにすると、高い投資に踏み切る決意が付けやすくなる。続きを読む
2007年09月16日
2年目の学習の滑り出しは上々だった。
信頼できる教材も揃って、しかも8月末の本試験終了直後からすぐに迷い無く勉強に取りかかることができた。1月から手探りの状態で学習を始めた1年目と比べると、学習のスタートは4ヶ月早く、教材は誤植や誤記がなく、疑問点は電話で解決できるし、さらに1年目の下積み知識の上に学習するので、いろいろな点で進みが早かった。
逆に言えば、1年目からこのように整った環境で学習ができていれば、一発合格も夢ではなかったかもしれない。
ただ、そんな中でも悩みはあった。
仕事の勤務時間が長いせいで、ほとんど休みの日にしかまとまった勉強時間が確保できなかったのだが、その貴重な休みが月に2回も3回も休日出勤で潰されてしまうのだ。
その頃の鋳造部は、生産設備の増強のまっただ中で、作っても作ってもモノが足りない状況。24時間設備を稼働していっぱいいっぱいの状態で回しているので、少しでも機械が故障するとすぐ休出になってしまう。36協定は1ヶ月45時間だったが、特別条項の発動がほぼすべての社員が5〜6回に及ぶ。
そういう状況で働いてみて分かったが、やはり人間は機械ではないということ。1回の休出は、単純に1日の休みが潰れるだけでは済まないのだ。
本来なら体を休めるべき日に、さらに12時間も労働すると、その分は必ず他の日に影響する。つまり、集中して学習できるはずの別の休日が、疲労のために潰されてしまうことになるのだ。さらに体が参って、体調を崩すと大幅に勉強は遅れるし、会社を休まなくてはならない状態になったことも何度もあった。
そんなこんなで、その会社で働き始めて3ヶ月ほど過ぎたあたりで、さすがに学習の方が心配になりはじめた。
ところで入社して配属されるとすぐに、現場の職長との面談があるのだが、私はそこで正社員登用希望と言ってあった(実は大して登用してくれるわけでもないのに、現場責任者はこの点をかなり重視する。正社員希望者はマジメでやる気があるとみなされるのだ)。ただし、社労士の試験勉強をしていることも同時に伝えていた。要は本気で社労士を目指しているということはひた隠しにして、単なる資格マニアを装っていたのだ。
この戦略は今でも決して間違ってなかったと思っているが、それでもなかなか休出を断るのには苦労した。毎月頭に出勤表が張り出されるのだが、そこには当たり前のように休出のハンコがダダダダーッと押されている。まさに休出するのが当たり前という雰囲気。そして断る方が頭を下げなくてはならないのだ。
ちなみに1社目の(期間工をやった)会社では、休出を頼むときにはひとり一人に確認を取って、上司の方から頼みに来たものだった。
まあ、そんなことを言っていても仕方ないので、私はここで徹底的に下手に出て、必死に職長に頭を下げまくって、休出を勘弁してもらうようにした。心の中では、権利は自分にあるということを知りつつも、それは前面に出すことなく、ひたすら上司の感情に訴え続けた。粘り強く、ネチッこく面従腹背の労使協調路線だ。それでも全てを断ることはできず、月に1〜2回は休出せざるを得なかった。
信頼できる教材も揃って、しかも8月末の本試験終了直後からすぐに迷い無く勉強に取りかかることができた。1月から手探りの状態で学習を始めた1年目と比べると、学習のスタートは4ヶ月早く、教材は誤植や誤記がなく、疑問点は電話で解決できるし、さらに1年目の下積み知識の上に学習するので、いろいろな点で進みが早かった。
逆に言えば、1年目からこのように整った環境で学習ができていれば、一発合格も夢ではなかったかもしれない。
ただ、そんな中でも悩みはあった。
仕事の勤務時間が長いせいで、ほとんど休みの日にしかまとまった勉強時間が確保できなかったのだが、その貴重な休みが月に2回も3回も休日出勤で潰されてしまうのだ。
その頃の鋳造部は、生産設備の増強のまっただ中で、作っても作ってもモノが足りない状況。24時間設備を稼働していっぱいいっぱいの状態で回しているので、少しでも機械が故障するとすぐ休出になってしまう。36協定は1ヶ月45時間だったが、特別条項の発動がほぼすべての社員が5〜6回に及ぶ。
そういう状況で働いてみて分かったが、やはり人間は機械ではないということ。1回の休出は、単純に1日の休みが潰れるだけでは済まないのだ。
本来なら体を休めるべき日に、さらに12時間も労働すると、その分は必ず他の日に影響する。つまり、集中して学習できるはずの別の休日が、疲労のために潰されてしまうことになるのだ。さらに体が参って、体調を崩すと大幅に勉強は遅れるし、会社を休まなくてはならない状態になったことも何度もあった。
そんなこんなで、その会社で働き始めて3ヶ月ほど過ぎたあたりで、さすがに学習の方が心配になりはじめた。
ところで入社して配属されるとすぐに、現場の職長との面談があるのだが、私はそこで正社員登用希望と言ってあった(実は大して登用してくれるわけでもないのに、現場責任者はこの点をかなり重視する。正社員希望者はマジメでやる気があるとみなされるのだ)。ただし、社労士の試験勉強をしていることも同時に伝えていた。要は本気で社労士を目指しているということはひた隠しにして、単なる資格マニアを装っていたのだ。
この戦略は今でも決して間違ってなかったと思っているが、それでもなかなか休出を断るのには苦労した。毎月頭に出勤表が張り出されるのだが、そこには当たり前のように休出のハンコがダダダダーッと押されている。まさに休出するのが当たり前という雰囲気。そして断る方が頭を下げなくてはならないのだ。
ちなみに1社目の(期間工をやった)会社では、休出を頼むときにはひとり一人に確認を取って、上司の方から頼みに来たものだった。
まあ、そんなことを言っていても仕方ないので、私はここで徹底的に下手に出て、必死に職長に頭を下げまくって、休出を勘弁してもらうようにした。心の中では、権利は自分にあるということを知りつつも、それは前面に出すことなく、ひたすら上司の感情に訴え続けた。粘り強く、ネチッこく面従腹背の労使協調路線だ。それでも全てを断ることはできず、月に1〜2回は休出せざるを得なかった。
2007年09月13日
2年目に(期間工として)勤めた会社は、3直2交代制で、毎日の労働時間が長く、休みが多い代わりに、昼勤と夜勤がめまぐるしく入れ替わるという、かなり厳しい勤務環境であった。
また、仕事の内容も1社目の時とはガラっと変わった。
2社目の会社で配属になったのは、鋳造部。文字通り、金属を溶かして型に流し込み、固まったらバリを取って加工場へ流すという職場だった。
これが暑くないわけがない。
特に夏場など、工場内は40度を超えることもある。
当然、汗をかくので、水分の補給は必須だ。
ところが、水ばかり飲んでいると、段々体がだるくなってくる。
実はこれは塩分が補給されないせいらしい。
そんなわけで、鋳造部の休憩所の冷蔵庫には、常に梅干しと塩こんぶが置いてあり、水と一緒にそれらを食べながら仕事をするという、まるで冗談のような世界なのだ。
12時間もの肉体労働を終え、仕事が終わって帰ってくると、汗だくのシャツを脱いでフロに入り、メシを喰ったらバタンキューである。勉強なんかする余裕はどこにもない。
そうした中で、細切れの時間を極力生かそうとしたのと同時に、休みの日はとても貴重な勉強時間となった。
家では四六時中子供が暴れ回っているので、集中して勉強なんか無理である。
仕方ないのでよく図書館へ通った。
図書館の自習室に行ってみて気付いたのだが、勉強している人って結構多い。中高生だけではない。大学生も社会人も。まさに虎視眈々。
残念ながら友達になった人は居なかったが、社労士のテキストを開いている人もたまにいて、声をかけたくなったこともあった。
でも、いくら同じ資格を目指しているからといって、人によって学習進度もレベルもまちまちなはずだ。だから今から思うと、傷の舐め合いはしなくて正解だった気がする。逆に孤独に自分を追いやって、独りでがんばる時期も必要だと思う。
また、仕事の内容も1社目の時とはガラっと変わった。
2社目の会社で配属になったのは、鋳造部。文字通り、金属を溶かして型に流し込み、固まったらバリを取って加工場へ流すという職場だった。
これが暑くないわけがない。
特に夏場など、工場内は40度を超えることもある。
当然、汗をかくので、水分の補給は必須だ。
ところが、水ばかり飲んでいると、段々体がだるくなってくる。
実はこれは塩分が補給されないせいらしい。
そんなわけで、鋳造部の休憩所の冷蔵庫には、常に梅干しと塩こんぶが置いてあり、水と一緒にそれらを食べながら仕事をするという、まるで冗談のような世界なのだ。
12時間もの肉体労働を終え、仕事が終わって帰ってくると、汗だくのシャツを脱いでフロに入り、メシを喰ったらバタンキューである。勉強なんかする余裕はどこにもない。
そうした中で、細切れの時間を極力生かそうとしたのと同時に、休みの日はとても貴重な勉強時間となった。
家では四六時中子供が暴れ回っているので、集中して勉強なんか無理である。
仕方ないのでよく図書館へ通った。
図書館の自習室に行ってみて気付いたのだが、勉強している人って結構多い。中高生だけではない。大学生も社会人も。まさに虎視眈々。
残念ながら友達になった人は居なかったが、社労士のテキストを開いている人もたまにいて、声をかけたくなったこともあった。
でも、いくら同じ資格を目指しているからといって、人によって学習進度もレベルもまちまちなはずだ。だから今から思うと、傷の舐め合いはしなくて正解だった気がする。逆に孤独に自分を追いやって、独りでがんばる時期も必要だと思う。
2007年09月03日
この話は本当は数値化できると理解しやすいのだが、自分の記憶がいつの学習によって身についたかを全て辿るのは難しいので、どうしても感覚的な話になってしまう。
私の経験から言えば、その効果については確信を持っていたわけではなかったものの、最善を尽くすには自分の使える時間を有効活用するしかなかった。ただ、それを今から振り返ると、そういった細かい工夫がもたらした得点力は結構大きかった気がする。無理矢理数値化するなら、全体の得点力の中の3〜4割は細切れの時間の活用から生まれたという感じだ。
社労士試験の学習は忘却との戦いだとよく言われる。これはもう、繰り返し知識を整理し直す(私の場合、暗記は苦手だったため、横断やら語呂合わせやら、様々な方法を使って「整理」することを意識した。限られた「暗記力」の中に、できるだけ情報を「整理」して詰めることで、得点力を稼ごうとしていた)しかないのだが、通勤時間に講義や解説のテープを聞いたり、10分間の休憩時に過去問を解いたりすることで、かなりの記憶がキープできる。
そして、意外と見落としがちなのは、そういう細切れ時間の学習は、確実に集中力を発揮できるという点。休みの日に10時間勉強するのと、細切れの10分間を10時間分積み重ねるのとでは、量的には後者の方がよく詰まる。
ただし、新しい科目を一から理解していくような時には、まとまった時間が必要だ。したがって、細切れ時間の学習には自然と既に学んだ範囲の復習やアウトプットが中心になっていく。
だから学習の初期の段階では、まとまった時間が思うように取れないと理解が進みにくいように感じるかもしれない。私も仕事が忙しかったりすると、学習に不安を感じることがよくあった。でも、その先に必ず忘却との戦いは訪れるので、その時に細切れ時間の学習が効果を発揮するのだ。それらが積み重なって、1年後に本試験を迎えたときには、相当な部分が細切れ時間の学習によって身についていることになる。
本試験で7割の得点力を身に付けることは、特別な才能を持っていなくとも、ある程度の時間さえかけて、正しい学習方法を選択すれば、それほど難しいことではないと思う。ただ、その途上で諦めてしまう人間が予想以上に多いのだ。
私の経験から言えば、その効果については確信を持っていたわけではなかったものの、最善を尽くすには自分の使える時間を有効活用するしかなかった。ただ、それを今から振り返ると、そういった細かい工夫がもたらした得点力は結構大きかった気がする。無理矢理数値化するなら、全体の得点力の中の3〜4割は細切れの時間の活用から生まれたという感じだ。
社労士試験の学習は忘却との戦いだとよく言われる。これはもう、繰り返し知識を整理し直す(私の場合、暗記は苦手だったため、横断やら語呂合わせやら、様々な方法を使って「整理」することを意識した。限られた「暗記力」の中に、できるだけ情報を「整理」して詰めることで、得点力を稼ごうとしていた)しかないのだが、通勤時間に講義や解説のテープを聞いたり、10分間の休憩時に過去問を解いたりすることで、かなりの記憶がキープできる。
そして、意外と見落としがちなのは、そういう細切れ時間の学習は、確実に集中力を発揮できるという点。休みの日に10時間勉強するのと、細切れの10分間を10時間分積み重ねるのとでは、量的には後者の方がよく詰まる。
ただし、新しい科目を一から理解していくような時には、まとまった時間が必要だ。したがって、細切れ時間の学習には自然と既に学んだ範囲の復習やアウトプットが中心になっていく。
だから学習の初期の段階では、まとまった時間が思うように取れないと理解が進みにくいように感じるかもしれない。私も仕事が忙しかったりすると、学習に不安を感じることがよくあった。でも、その先に必ず忘却との戦いは訪れるので、その時に細切れ時間の学習が効果を発揮するのだ。それらが積み重なって、1年後に本試験を迎えたときには、相当な部分が細切れ時間の学習によって身についていることになる。
本試験で7割の得点力を身に付けることは、特別な才能を持っていなくとも、ある程度の時間さえかけて、正しい学習方法を選択すれば、それほど難しいことではないと思う。ただ、その途上で諦めてしまう人間が予想以上に多いのだ。
2007年09月02日
予備校の情報収集力は、実はとても大事だ。
私が社労士試験を初めて志した時、その内容については全くの無知といっていい状態だった。
労働基準法や労災、年金などの通常の科目は、比較的情報による差が付きにくい方だ。差が付くのは常識科目。それと各科目の法改正や白書の内容。
特に労一や社一などは、その範囲がベラボウに広い上に、膨大な数の法律を押さえなくてはならないので、全体的に知識を整理することが難しい。
法改正や白書の内容についても、そのすべてを網羅したらとてもじゃないが、記憶しきれない。
このような情報の海の中から、出題確率の高い部分をいかにピックアップするかが「予備校の情報収集力」の見せ所。簡単に言ってしまえばいかにヤマを張るかという話だ。
私も1年目は独学だったのでよく分かるが、個人レベルの情報収集力では、社労士試験のヤマを張ることはおろか、全体像を把握することすら困難だ。
受験勉強は時間との戦いなので、自分で情報収集なんかしていてはもったいない。
自分の2年間に及ぶ受験経験から出た結論は、
・受験は情報戦
・情報収集はプロ(予備校)に任せた方が効率的
・限られた時間の中で、いかに得点力を効率よく身に付けるかだけを考える
である。
私が社労士試験を初めて志した時、その内容については全くの無知といっていい状態だった。
労働基準法や労災、年金などの通常の科目は、比較的情報による差が付きにくい方だ。差が付くのは常識科目。それと各科目の法改正や白書の内容。
特に労一や社一などは、その範囲がベラボウに広い上に、膨大な数の法律を押さえなくてはならないので、全体的に知識を整理することが難しい。
法改正や白書の内容についても、そのすべてを網羅したらとてもじゃないが、記憶しきれない。
このような情報の海の中から、出題確率の高い部分をいかにピックアップするかが「予備校の情報収集力」の見せ所。簡単に言ってしまえばいかにヤマを張るかという話だ。
私も1年目は独学だったのでよく分かるが、個人レベルの情報収集力では、社労士試験のヤマを張ることはおろか、全体像を把握することすら困難だ。
受験勉強は時間との戦いなので、自分で情報収集なんかしていてはもったいない。
自分の2年間に及ぶ受験経験から出た結論は、
・受験は情報戦
・情報収集はプロ(予備校)に任せた方が効率的
・限られた時間の中で、いかに得点力を効率よく身に付けるかだけを考える
である。
2007年08月31日
2007年08月24日
10月。
2社目の期間工の仕事が始まると同時にIDEから教材が届き始めた。
私の場合はカセットなしのコースだったので、
・テキスト
・条文順過去問題集
・板書マスター
・理解度チェック問題
・書式事例集
・添削問題
・会報(ideaじゃあなる)
が、主な内容。
テキストや条文順過去問題集は労働基準法から順に届く。
年内に安衛、労災、雇用、徴収法くらいまで届いたと思う。
その後、健保、国年、厚年。
社一や労一が届くのは4月か5月頃だ。
この年は特に労一の法改正が多かったらしく、テキスト配布が遅延したことに対するおわび状が同封されていた。
実際に教材を手に取ってみて、真島の基本書との違いが一目で分かった。
テキストは完全にモノクロ印刷。文字の大きさもほとんど統一されていて、ある意味、単純なつくりだ。レイアウトの面白みはまったくない。
でも、実際に学習するにはとても使いやすかった。
まず、当たり前だが、誤植がない。
これは去年の学習でも条文順過去問題集を使っていたのである程度予測していたが、ほとんど完璧だった。
そして、余白がタップリある。これは自分なりの理解や暗記法を書き込むのにとても便利。
後から聞いた話だが、IDE塾のテキストは、非常に細かい内容まで載っていて、分量が多いことで有名らしいが、私が読んだ限り、無駄な記述はなく、大事なポイントが省略なしで書かれているため、実に理解がしやすかった。
私の勉強法は、まずテキストを1章分読む。次にその分の内容について、理解度チェック問題を解く。そして分からなかったり間違えたりしたところをもう一度熟読し、板書マスターなどを調べる。それでも理解できなければ電話で質問する。
そしてそれらが一通り終わると、今度は本格的にアウトプット学習をする。
これには、インターネットで手に入れた去年の答案練習ゼミの問題を使用した。
答案練習ゼミの教材の中身は以下の通り。
・選択式15問
・択一式15問
・1問1答30問
・添削問題
・各問題についての解説テープ
これらを一通り回すと、かなりの内容が身に付いた気になったものだ。
実際、添削問題の正解率は90%以上だったと思う。
2社目の期間工の仕事が始まると同時にIDEから教材が届き始めた。
私の場合はカセットなしのコースだったので、
・テキスト
・条文順過去問題集
・板書マスター
・理解度チェック問題
・書式事例集
・添削問題
・会報(ideaじゃあなる)
が、主な内容。
テキストや条文順過去問題集は労働基準法から順に届く。
年内に安衛、労災、雇用、徴収法くらいまで届いたと思う。
その後、健保、国年、厚年。
社一や労一が届くのは4月か5月頃だ。
この年は特に労一の法改正が多かったらしく、テキスト配布が遅延したことに対するおわび状が同封されていた。
実際に教材を手に取ってみて、真島の基本書との違いが一目で分かった。
テキストは完全にモノクロ印刷。文字の大きさもほとんど統一されていて、ある意味、単純なつくりだ。レイアウトの面白みはまったくない。
でも、実際に学習するにはとても使いやすかった。
まず、当たり前だが、誤植がない。
これは去年の学習でも条文順過去問題集を使っていたのである程度予測していたが、ほとんど完璧だった。
そして、余白がタップリある。これは自分なりの理解や暗記法を書き込むのにとても便利。
後から聞いた話だが、IDE塾のテキストは、非常に細かい内容まで載っていて、分量が多いことで有名らしいが、私が読んだ限り、無駄な記述はなく、大事なポイントが省略なしで書かれているため、実に理解がしやすかった。
私の勉強法は、まずテキストを1章分読む。次にその分の内容について、理解度チェック問題を解く。そして分からなかったり間違えたりしたところをもう一度熟読し、板書マスターなどを調べる。それでも理解できなければ電話で質問する。
そしてそれらが一通り終わると、今度は本格的にアウトプット学習をする。
これには、インターネットで手に入れた去年の答案練習ゼミの問題を使用した。
答案練習ゼミの教材の中身は以下の通り。
・選択式15問
・択一式15問
・1問1答30問
・添削問題
・各問題についての解説テープ
これらを一通り回すと、かなりの内容が身に付いた気になったものだ。
実際、添削問題の正解率は90%以上だったと思う。